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タレントマネジメントスペシャリスト"まりあっち"のブログ。
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映画『主戦場』公式サイト

 ゴールデンウィーク中に見に行けなかったので、延長上映しているイメージフォーラムにて視聴。館内は9割方埋まっていた。

 歴史修正主義者の主張と、その反論という形でインタビューを交互に挟んだ展開が斬新。

 日本会議、靖国神社や神社本庁、岸信介の孫である安倍晋三と吉田茂の孫である麻生太郎が教科書や歴史教育をどのようにコントロールしていっているかもきちんと示されており、自分的には新しい視点とは思わないけれど多くの人がこれを見ることが大事。歴史修正主義者のレイシズムやセクシズムてんこ盛りな香ばしい発言の数々にはうんざりするけど、きちんと可視化することが大事。

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原稿の締め切りやレポートの納期などの合間を縫って映画館へ。

「ねことじいちゃん」
 原作のねこまきさんが描く、ほわほわした丸い猫たちのフォルムが大好き。そして映画版は岩合光昭初監督、立川志の輔主演(猫のベーコンくん扮するタマとダブル主演)となれば見るしかあるまい。年寄りと猫たちの島の様子が映像できれい。原作に出て来ない、島に生まれた若者たちの洗濯もまたよかった。

「翔んで埼玉」
 魔夜峰央原作のマンガがリバイバルでヒットして、まさかの映画化。二階堂ふみ、GACKTが耽美な高校生を演じる。みな怪演。
 埼玉や千葉をディスりつつも愛がある。
Le Velvets結成10周年だそうだ。おめでとうございます。

Le Velvets 公式サイト

 湯川れい子さんが和製Il Divoを目指して「音大出身、180センチ以上」を条件にオーディションした音楽ユニット。テノール3人、バリトン1人。オペラをはじめとするクラシックから、ロック、ジャズ、ラテン、民謡など幅広い。最近はソロでミュージカルに出演することも。最新アルバム『Teatro Classico』は2年ぶり。

 QVCでの生放送や社員向けイベントに出演されて以来なので多分結成2年めか3年目から応援しています。和製Il Divoというか、私的にはフリオ・イグレシアス的位置づけなんだけどQueenのリミックス『Queen Must Go On』が昔から素晴らしい。

 強いて言えばバリトンののぶ兄が好きだけど、ユニットとして好き。

3日連続のお出かけ。シネマ歌舞伎『ふるあめりかに袖はぬらさじ』→映画『ボヘミアン・ラプソディ』→フェルメール展と、共通性はあまりない。

フェルメール展(上野の森美術館)

 美術展に珍しくサイトで日時予約入れる形式。敷居高くなる人がいるかも知れないが、ある程度量をコントロールできる点で開催側にとってだけでなく、客の側にもメリットがあると思う……大英美術館もルーブルもプラドもMOMAも行ったけど日本の美術展は人多すぎるから。

 しかし、11時に予約したとしても、11時予約した客で長蛇の列。1時間半毎の予約を、来た順に並んでもらって、少しずつ入れる方式。最初は長い列に面食らったが、時間になれば少しずつ入れてくれるので、館内は2重から3重ぐらいの列で十分作品は観られる。

 そしてミニブックレットと音声ガイドがついてくるのは2,500円取るだけのことはある。異論ある人もいるかも知れないが、西洋絵画は解説があって理解できるところがある。宗教画とかギリシャ・ローマの歴史的エピソードを題材にした作品は特に。フェルメールの作品は同時代の肖像画が多いので西洋的バックグラウンドを知らなくても比較的にわかりやすいが、同時展示の作品は解説がないと読み解けないものもあった。

 神話画や宗教画が比較的に少なく、風景画、肖像画、静物画、風俗画が多いのも、オランダにおける新教の普及(後にはスペイン王家とカトリックによる独立阻止の動きと独立戦争に発展する)、貿易業を中心とするオランダ経済の発展と市民階級の台頭、という歴史を知った上で読み込む方がいいと思う。ルーベンスがイタリア絵画の影響を受けながら広く活躍した巨匠たちがカトリック教会と王侯貴族の注文作品が多かったのに比べて、レンブラントの作品には富裕な市民から注文された肖像画が混じり始め、フェルメールと同時代の画家の作品は絵画が富裕な市民階級にも広がっていくのを感じさせてくれる展示だ。

 寡作で知られるフェルメールの作品が8点も集められただけ充実した展示だが、見る価値があるのは3-4点というところ。それでも凄いといえば凄い。カラバッジョがイタリアの光と影を描けば、フェルメールはオランダの穏やかな陽差しに浮かび上がる人々の暮らしを描く。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』公式サイト

 英語の耳慣らしのため全米トップ40とかウルフマン・ジャックとかチャーリー・ツナとか聞き始めたのは中学2年生か3年生頃。小遣いが少なかったので、無料で聴けるラジオ番組は土日にけっこう聴いていた。一番最初に覚えたのはカーペンターズ『イエスタデイ・ワンスモア』。少ない小遣いから買っていた月刊明星に歌詞と音譜が掲載されていたので、意味がわからなくても暗記した。

 Killer Queenを聴いたのはAmerican Top 40だったか別の番組だったかは記憶が定かではないけど、新しかった。ロックファンとは言えない程度の洋楽好きだったが、Bohemian Rhapsodyが好きになって後にオペラも聴くようになった。うん十年たってもQueenの楽曲はiTunesやSpotifyの定番に入れている。

 たまたま仕事の切れ目になっていたので公開2日目の今日、IMAXで見た。最後の30分は泣けて泣けてボロボロになった。最後の最後がThe Show Must Go Onだったのが追い討ち。。。
私がスペインを含めたスペイン語圏の美術、ひいては西洋美術全般に関心を持つようになったのは、上智大学外国語学部イスパニア語学科で美術史(スペイン・イベロアメリカ美術史という名前だったか、スペイン美術史とイベロアメリカ美術史の)を教えてくれた亡き神吉敬三教授のお人柄と深い美術への造詣による。特に神吉教授はベラスケスがお気に入りであった。

 私はスペインを3回訪問しているが、大学在学中に初めてスペイン中心にヨーロッパを周遊した時にマドリードに3日ほど滞在し、また20代半ばでロンドンに人権運動団体アムネスティ・インターナショナルの国際会議で日本支部代表のひとりとして参加した折にマドリードに立ち寄り、その時にプラド美術館の宝庫に出会った。

 なので、『王太子バルタサール・カルロス騎馬像』はじめとするプラド美術館の絵画との再会はウン十年ぶり。

プラド美術館展 公式サイト

 強い雨が降る平日午後、狙った通りゆっくりと絵を見ることができた。

 ベラスケス、スルバラン、エル・グレコ、ムリーリョ、リベラといったスペインで活躍した画家たち。ティッツィアーノなどイタリア絵画の作品、またオランダ絵画の作品と、スペイン黄金期に収集された絵画を堪能した。

 帰りに神吉敬三教授の『プラドで見た夢』文庫版を見つけて購入。また読んで、会期中に再訪したい。
シス・カンパニー公演 『エノケソ一代記』
戦後、喜劇王エノケンこと榎本健一の偽物「エノケソ」が全国各地に出没した。
この主人公も、そんな「エノケソ」の一人だ。
エノケンが大好きで、エノケンに憧れ、エノケンに限りなく近づこうとした男。
演劇史には決して残ることのない、無名の喜劇役者と、
彼を支え続けた妻との、哀しくもおかしい二人三脚の物語。

 ミタニンの作品を全部見ているというファンでもないNHK『新選組!』と『真田丸』はかなり強いファン、舞台なら『12人の優しい日本人』『国民の映画』、映画なら『ラヂオの時間』『笑の大学』『マジックアワー』、テレビドラマ『王様のレストラン』は好き。でも『有頂天ホテル』『清洲会議』は面白くないと思ったし『ギャラクシー街道』は行きもしなかった。

 どちらかといえば歴史ドラマの方が好きなのだろうな。

 今日は全然笑えなかった。喜劇王エノケンに憧れて最高の偽者になろうとした男、という設定が時代背景や笑いの質も含めて、合わなかった。猿之助さんもすごい役者だと思うのだけど、好みではないということがますます分かってしまった。うーん、1万円近いチケット代出したのだけど、かなしい。。

肥満判定ギリギリまで肥えてしまったので、9月からサーキットトレーニングを始めた。過去にカーブス塚口とボディーズ大森に通っていたことがあるので、仕組みにはすぐ慣れた。

 カーブス長原は設立から10年以上たっており、ユーザーも一番多い世代順に、60代、70代、50代という世代構成。90代で通ってくる人が3人もいる。通常のスポーツジムに比べて機械の負荷が低く、30分で2周したら終わりというわかりやすさも運動音痴の自分には無理せずに通える仕組みでありがたい。

 2ヶ月通って、体重は1キロ減ったかどうかという感じだが、脚から筋肉質に変わっている過程を楽しんでいる。自分の場合は太っても痩せても身体の厚みに出るので、それもまた多少は変化を感じている。
品川区生まれ育ちで、大田区にも7年間2ヵ所居住しているので、「シン・ゴジラ」の第二形態、通称「蒲田くん」が荒らしたエリアはおなじみ。第四形態、通称「鎌倉くん」と自衛隊が多摩川で激突するエリアも、南大井とか品川神社周辺にも馴染みがあるので、ひとことでいえば「ふるさとをゴジラに蹂躙された感」をもって、鑑賞した。

 なので、ゆかりの地・蒲田のテアトル蒲田で「シン・ゴジラ」を観ようと思うのは、(元)地元民として当然の選択。
『シン・ゴジラ』を"縁の地"である蒲田で観て来た(テアトル蒲田/通算6回目)


 どこかに、片桐はいりさんのサインが入ったポスターが貼ってあったらしいが、それは見損ねた。おそらく昭和30年代、映画の全盛期に建てられたであろうビルの4階で、レディース・デーなので1,100円。空調の調子が悪いというのも、初代ゴジラの時代に敬意を表して、ちょっと我慢しよう。

 阪神大震災の時は尼崎市に住んでいて、たぶん震度6弱ぐらいの地震を体験した。周辺では幸い、全壊はほとんどなかったが、水道管近くで破裂し、2週間は破裂した水道管に水汲みに行く生活を体験しながら、深刻な被害を蒙った社員と家族の支援に参加した。

 東日本大震災の時は千葉の幕張で仕事をしていたので、液状化現象で湾岸の埋め立て地がグズグズになるのも体験したし、交通が寸断されて幕張で一晩足止めされながら東北のいくつもの都市が津波に呑まれる映像を一晩中テレビで見ていた。そして、10日間出勤できなかったので、ずっと被災地、わけてもフクイチの報道に釘付けだった。

 なので、ゴジラの第二形態、通称「蒲田くん」が呑川河口に出現した時は、まるで東日本大震災が東北の各都市に起こした津波の局地版。突如の災厄に、瓦礫となる街。ああ、呑川河口(探検気分で河口まで散策したことがあるので、リアルにわかる)、蒲田東口商店街、南大井周辺。そして、再上陸した第四形態を迎え撃つ多摩川の丸子橋周辺は子供の頃に散歩でよく来ていたし、通った田園調布高校の野球部グラウンドもすぐ近くにある。自衛隊が陣取った多摩川の浅間神社は花見のついでに立ち寄ったし、南大井とか品川神社とか、京急線沿線は近いわけではないけど、品川区大田区、私のふるさとを踏みにじっていく巨大不明生物は、ゴジラであって、近く起こるかも知れない地震の暗喩でもあり、そして原発を抱えている日本がリスクとして持っている原発事故の暗喩でもある。それは、予告もなく、いきなり来る。そして、生活も経済も破壊される。

 「シン・ゴジラ」は、いろいろな意味で頼りにならない中央政府と、命がけで頑張る現場の人々も描いている。それが、戦後の日本を復興させてきた原動力であるとともに、そこに希望を持たせるのは、いいと思う。ただ、私たちは東日本大震災という想定外の天災を経験した以上、もっと災害に強い国と街をつくらねばと思う。ゴジラに破壊された東京をゼロから復興させるのとは違う、いろいろなしがらみを抱えたままの東京を。
アルゼンチンタンゴと出会ったのは大学でスペイン語を専攻していた時に、母が菅原洋一のタンゴがいいと言ったところから、藤沢蘭子を知り、さらにアルゼンチンタンゴを聴き。ダンスを習い始めたのは1999年、関西で友人が習っていた教室に通うことになり、2007年末に仕事をやめて関西から東京に戻って来るまで8年間、団体レッスンから個人レッスンになり、神戸などで行われるミロンガに参加したり、自主練習会のグループに参加したり、それなりに趣味として週末の時間を使っていた。
 東京に戻ってからはなかなか機会がなかったが、2012年に個人レッスン再開して2年ほどやっていたが、母の入退院と退職・独立を経て、ちょっと遠ざかっていた。

 けど、伝説のダンサー、ファン・カルロス・コペスとマリア・ニエベスの映画と聞いて、翌日すぐに見に行った。

映画「ラスト・タンゴ」公式サイト

 ファン・カルロス・コペスというよりは、マリア・ニエベスの映画だった。天才ダンサーであるコペスに出会って、自分の才能を開花させ、男女の仲となる。しかし、コペスは次々と女に手を出し、やがて結婚して子供までもうけていることを何年もたって知るという仕打ちに遭い、コペスを憎みながら、ダンスのパートナーとして長年組むことに。しかし、最終的にペアを解消。コペスは最終的に自分の娘をダンスのパートナーにするが、その娘の述懐は「パパはマリアのクローンを私に求めた」。

 強い女。タンゴを愛し、人生のパートナーよりもタンゴを選び、別れた男とタンゴを踊り続けた女。すごい。
プロフィール
HN:
まりあっち
性別:
非公開
自己紹介:
タレントマネジメント(人材開発・組織開発・パフォーマンスマネジメント・採用など)のスペシャリスト。
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