タレントマネジメントスペシャリスト"まりあっち"のブログ。
弟と母が相次いで逝って、満8年になる。相次いで肉親を見送った衝撃も悲しみも薄らいでいるはずの今朝、夢を見た。
弟と母を見失って探す私。従姉弟が加勢してくれたが、ふたりは見つからない。
……ああ、弟と母の葬式を出して、従姉弟たちが来てくれた、あの頃の記憶が夢に出たんだな。
もう悲しくはないのだけど、父弟母を見送って殿を生きることを改めて実感した。
弟と母を見失って探す私。従姉弟が加勢してくれたが、ふたりは見つからない。
……ああ、弟と母の葬式を出して、従姉弟たちが来てくれた、あの頃の記憶が夢に出たんだな。
もう悲しくはないのだけど、父弟母を見送って殿を生きることを改めて実感した。
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弟が亡くなって丸七年を過ぎたが、久しぶりに弟の夢を見た。弟本人は出て来なくて、弟が勝手につくった借金が発覚して翻弄される夢なのだが。
8050問題の典型例を見るような「子供部屋おじさん」そのものだった弟は、母の年金のほとんどを小遣いとして受け取り、毎日きっちり使って有り金ほとんどなく、亡くなった。私が真っ先に心配したのは、親に隠れて借金がないかどうかだった。
幸いにも杞憂に終わったが、夢の中では、弟の隠れ借金が発覚しておろおろする自分だった。夢そのものはシュールな場面の連続なのだが、おろおろする自分の気持ちだけは妙にリアルで、夢から冷めた後も心がざらざらしている。
8050問題の典型例を見るような「子供部屋おじさん」そのものだった弟は、母の年金のほとんどを小遣いとして受け取り、毎日きっちり使って有り金ほとんどなく、亡くなった。私が真っ先に心配したのは、親に隠れて借金がないかどうかだった。
幸いにも杞憂に終わったが、夢の中では、弟の隠れ借金が発覚しておろおろする自分だった。夢そのものはシュールな場面の連続なのだが、おろおろする自分の気持ちだけは妙にリアルで、夢から冷めた後も心がざらざらしている。
先週、母方の伯母が亡くなった。享年90才。直近10年ほどアルツハイマー病で、いくつかの専門施設で生活していた。
年に数回母の里帰りでお世話になるくらいで深く話を伺う機会はなかったが、母の姉や兄とその配偶者の世代は彼女が最後。戦争を直接体験した世代の親族はみな鬼籍に入ってしまった。合掌。
年に数回母の里帰りでお世話になるくらいで深く話を伺う機会はなかったが、母の姉や兄とその配偶者の世代は彼女が最後。戦争を直接体験した世代の親族はみな鬼籍に入ってしまった。合掌。
夢はよく見る方だが記憶に残らないことが多い。だが、早朝に亡き弟が夢に出て来た。姿そのものは見ていないのだが、近くにいるという設定。
6年前に弟と母を続けて亡くした直後、夢に見たふたりは、私が乗っている電車から途中下車してしまった。私は電車に乗り続け、ふたりの停車駅から遠ざかり続けている。
久しぶりに夢に見たので、近々、墓詣りをしろということかな。。
6年前に弟と母を続けて亡くした直後、夢に見たふたりは、私が乗っている電車から途中下車してしまった。私は電車に乗り続け、ふたりの停車駅から遠ざかり続けている。
久しぶりに夢に見たので、近々、墓詣りをしろということかな。。
弟が亡くなって4年になる。弟と母を続けて亡くした直後に一度ふたりの夢を見たが、それ以来だろうか。
私の夢は過去にあったことを正確に再現することはなく、シュールレアルな設定が多い。今回も実際にあったことが元になっていたわけではなく、弟を連れて関西から東京に帰るという現実になかった状況。電車を乗り換えて次の電車を待つ間(おそらく御堂筋線から伊丹空港に向かうモノレール線のホーム)に、スモーカーだった弟のタバコ休憩を待つ、というだけの場面。
今でも弟を思い返す時には複雑な感情が湧いてくるので、悲しい夢でなくてよかったなぁ、という気分。
私の夢は過去にあったことを正確に再現することはなく、シュールレアルな設定が多い。今回も実際にあったことが元になっていたわけではなく、弟を連れて関西から東京に帰るという現実になかった状況。電車を乗り換えて次の電車を待つ間(おそらく御堂筋線から伊丹空港に向かうモノレール線のホーム)に、スモーカーだった弟のタバコ休憩を待つ、というだけの場面。
今でも弟を思い返す時には複雑な感情が湧いてくるので、悲しい夢でなくてよかったなぁ、という気分。
朝ドラは見たり見なかったり。『ちりとてちん』は自分が落語を生で聴きに行くほど影響を受けた作品だけど、最後でヒロインが落語家を辞めて母親(というか寄席のみんなのお母ちゃん)として生きていく選択に納得がいかなかった。『あまちゃん』はところどころ惹かれるものがあったけど、マニアックなファンにはなれなかった。
『おちょやん』もそんなに入れ込んでいる作品ではないのだが、トータス松本演じるヒロインの父親テルヲが朝ドラ史上サイテーな父親で。ヒロインが5才の時に母親を亡くしたら、家事労働をすべて押しつけたり、鶏を高く売るためにヒロインに嘘を言わせたり、再婚してヒロインが邪魔になると奉公に出したり、さらに借金のかたに遊郭に売ろうとしたり、働き先に乗り込んで現金をかっさらったり。朝ドラ的にはサイテーなのだが、戦前の貧しい家庭には結構あるあるな話。
今日はその父親が病のため警察の留置場で亡くなったのだが、ヒロインが最後まで父親を許さなかったところ(亡くなった母親なら許したかも知れないと、少し手を緩めたところは朝ドラ的)にほっとしている。
自分も、ヒロインほどではないが、似たような心の傷を負っていた。モラハラ的な父親の言動に苦しめられた母や弟と違って、自分は直接の被害は少なかった。けど、母や弟が苦しんでいる時に、週末は遊びを口実にほとんど帰って来なかった父の家庭放棄に憤った気持ちをずっと持ち続けた。そして、父が離婚を口にしたある時、私が父の手元に残って家事雑事を引き受けることを言外に期待していたと察し、私は父に付いていかない宣言をした。一番苦しい時に家庭を放棄した父親を忘れることはないとも言った。
だから、ヒロインが許せない気持ちをぶつけて妥協しなかった留置場の面会場面に、すとんと納得した。こんな描き方があってもいい。
『おちょやん』もそんなに入れ込んでいる作品ではないのだが、トータス松本演じるヒロインの父親テルヲが朝ドラ史上サイテーな父親で。ヒロインが5才の時に母親を亡くしたら、家事労働をすべて押しつけたり、鶏を高く売るためにヒロインに嘘を言わせたり、再婚してヒロインが邪魔になると奉公に出したり、さらに借金のかたに遊郭に売ろうとしたり、働き先に乗り込んで現金をかっさらったり。朝ドラ的にはサイテーなのだが、戦前の貧しい家庭には結構あるあるな話。
今日はその父親が病のため警察の留置場で亡くなったのだが、ヒロインが最後まで父親を許さなかったところ(亡くなった母親なら許したかも知れないと、少し手を緩めたところは朝ドラ的)にほっとしている。
自分も、ヒロインほどではないが、似たような心の傷を負っていた。モラハラ的な父親の言動に苦しめられた母や弟と違って、自分は直接の被害は少なかった。けど、母や弟が苦しんでいる時に、週末は遊びを口実にほとんど帰って来なかった父の家庭放棄に憤った気持ちをずっと持ち続けた。そして、父が離婚を口にしたある時、私が父の手元に残って家事雑事を引き受けることを言外に期待していたと察し、私は父に付いていかない宣言をした。一番苦しい時に家庭を放棄した父親を忘れることはないとも言った。
だから、ヒロインが許せない気持ちをぶつけて妥協しなかった留置場の面会場面に、すとんと納得した。こんな描き方があってもいい。
今日この記事を読んで心がざわついた。
人とギャンブル-<ギャンブル依存症からの生還 回復者12人の記録>より 帚木蓬生
54才で亡くなった弟の晩年はアルコール依存(これは薬服用で絶ってもらった)でニコチン依存でギャンブル依存だった。オンラインゲームとカード対戦ゲームだったと思う。母の年金のほとんどが弟の一日の食費兼小遣いに使われ、弟はその多くをゲームに使った。最後の5年ばかり、母の家計を管理した私に見せる小遣い帳を付けていたが、ゲームに使った費用は書かれず、残高も一度も書かれない、ごまかしの帳面だった。
亡くなった時、銀行預金の残高は千円を切っていた。親や私に黙って借金してなかっただけ、ましではあったけど。
上の文章を読み、あぁギャンブル依存が弟に嘘を言わせ、言い訳に走らせたのだなぁと、改めて思った。人格ではなく、依存症がそうさせたのだと。。
人とギャンブル-<ギャンブル依存症からの生還 回復者12人の記録>より 帚木蓬生
ギャンブルに費やす時間とお金を工面するために、ギャンブル症者は嘘をつきはじめます。嘘をつき、言いわけをします。嘘に至っては、家の中や身内に振り込め詐欺がいるのと同じ状況になります。家族や親族、友人、同僚、知人、近所の人はころりとだまされて、お金を与えたり貸したりします。ギャンブル症者はこの金の工面のため、朝起きて夜眠るまで嘘を考えているので、嘘八百どころか嘘80万の状態になります。言いわけもつきもので、不実な態度を注意されても、ノラリクラリと言いわけですりぬけ続けます。
この嘘と言いわけが人間を変えます。その終着点が3ザル状態と3だけ主義です。自分の病気が見えない(見ザル)、人の忠告を聞かない(聞かザル)、自分の気持ちを言わない(言わザル)で、何を考えているのかさっぱりわからない人間になってしまいます。親友などできるはずはありません。
3だけ主義は、大切なのは今だけ(将来などどうでもいい)、大切なのは自分だけ(妻子や親兄弟などどうでもいい)、大切なのは金だけ(愛情や友情など知ったことか)です。
54才で亡くなった弟の晩年はアルコール依存(これは薬服用で絶ってもらった)でニコチン依存でギャンブル依存だった。オンラインゲームとカード対戦ゲームだったと思う。母の年金のほとんどが弟の一日の食費兼小遣いに使われ、弟はその多くをゲームに使った。最後の5年ばかり、母の家計を管理した私に見せる小遣い帳を付けていたが、ゲームに使った費用は書かれず、残高も一度も書かれない、ごまかしの帳面だった。
亡くなった時、銀行預金の残高は千円を切っていた。親や私に黙って借金してなかっただけ、ましではあったけど。
上の文章を読み、あぁギャンブル依存が弟に嘘を言わせ、言い訳に走らせたのだなぁと、改めて思った。人格ではなく、依存症がそうさせたのだと。。
54才で亡くなった弟のケースに似ているので胸が詰まった。
56歳 ひきこもり衰弱死
以下はリンク先で読んでいただくとして。
この方のケースは「伸一さんは、次第に手洗いや戸締まりの確認を繰り返すなどの行動が目立つようになり、家族を避けて昼夜逆転の生活を送る」とか、病院にかかることを何度も説得しようとして拒否されていることが家族やケア関係者が経験していることから、統合失調症など精神疾患が多少あったように思われる。
亡くなり方はセルフネグレクトですね……弟もそれに近かったので読むのが辛かった。
56歳 ひきこもり衰弱死
寒さが厳しさを増していた去年の暮れ、56歳の男性が一人、自宅で亡くなりました。死因は低栄養と低体温による衰弱死。「ひきこもり」状態が30年以上にわたって続き、両親が亡くなったあとも自宅に取り残されていました。家族や近所の住民、行政など周囲のたち人が気にかけてきたにも関わらず、「自分でなんとかしたい」と頑なに支援を拒んでいました。それぞれの立場の人たちが男性に関わりながらも、その死を止めることが出来ませんでした。(クローズアップ現代+ディレクター 森田智子)
以下はリンク先で読んでいただくとして。
この方のケースは「伸一さんは、次第に手洗いや戸締まりの確認を繰り返すなどの行動が目立つようになり、家族を避けて昼夜逆転の生活を送る」とか、病院にかかることを何度も説得しようとして拒否されていることが家族やケア関係者が経験していることから、統合失調症など精神疾患が多少あったように思われる。
亡くなり方はセルフネグレクトですね……弟もそれに近かったので読むのが辛かった。
救急隊、家族が蘇生断ったら 消防本部に中止容認広がる
母は85才で慢性心不全が悪化して路上で倒れ、亡くなった。救急車が来た時もう脳死していたと思うが、気が動転していた私は心臓マッサージを止めてくれとは言えなかった。亡くなって2年たって冷静になれている今は、母がライフノートに書き残していた、蘇生や延命治療はしなくてよいというメッセージを思い出し、心臓マッサージ不要と救急隊さんに伝えられればよかった、と思う。
心臓マッサージでも蘇生しないまま、母は搬送先の救急病院で死亡が確認された。合掌。
自宅や高齢者施設で最期を迎える人が増える中、心肺停止になった際に家族らが119番通報して、駆けつけた救急隊に心臓マッサージなどの蘇生処置を断るケースが相次いでいる。その際、都市部の消防本部の25%が条件つきで蘇生中止を認めていることが、朝日新聞の調査でわかった。中止容認に向け検討を進める本部もあり、広がりをみせる。だが中止について国のルールはなく、救命が使命と考える隊員は、ときに強く葛藤する。
本人が蘇生を望まず、事前に主治医と意思を確認していても、家族らが119番通報することがある。動転したり、夜間で医師と連絡がとれなかったりするためだ。一方、総務省消防庁の基準は生命に危険があれば応急処置を行うと規定し、消防法は蘇生中止を想定していない。
対応は地域ごとにわかれる。朝日新聞が5月、都道府県庁所在地と政令指定市の計52消防本部に聞くと、蘇生拒否への対応方針を決めていたのは39本部(75%)。26本部は家族に説明や説得をして蘇生する方針だが、広島や長崎など13本部(25%)はかかりつけ医に指示を受けることなどを条件に中止を認めていた。(阿部彰芳、水戸部六美)
母は85才で慢性心不全が悪化して路上で倒れ、亡くなった。救急車が来た時もう脳死していたと思うが、気が動転していた私は心臓マッサージを止めてくれとは言えなかった。亡くなって2年たって冷静になれている今は、母がライフノートに書き残していた、蘇生や延命治療はしなくてよいというメッセージを思い出し、心臓マッサージ不要と救急隊さんに伝えられればよかった、と思う。
心臓マッサージでも蘇生しないまま、母は搬送先の救急病院で死亡が確認された。合掌。
川崎事件で偏見に晒される「引きこもり」当事者たちの折れそうな心
本当に。2年ちょっと前に自分に、今の自分に何ができるだろうかと自問して、まだ答えがない。
「非常に社会そのものが、不満や不寛容の中でギスギスした感じを受ける。こういう社会状況の中で、当事者たちが肩身の狭い思いをして生きていかなければならない。
働いても収入が少なく、賃金が上がっていかない。年齢が上がれば、収入の高い職業に就くこと自体、難しくなる。社会はそんな状況をわかっていながら若年者支援ばかり目を向けてきて、当事者が生きたいと思える状況になっているのか、検証する必要がある」
本当に。2年ちょっと前に自分に、今の自分に何ができるだろうかと自問して、まだ答えがない。
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HN:
まりあっち
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非公開
自己紹介:
タレントマネジメント(人材開発・組織開発・パフォーマンスマネジメント・採用など)のスペシャリスト。
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