タレントマネジメントスペシャリスト"まりあっち"のブログ。
「亡くなった家族に自分がしてしまったことを悔やみ、自分を責め続ける必要はありません。その方は、天国ですべての真実を知り、そうせざるを得なかったあなたの苦しさも知っておられます。幸せな姿を見せて喜んでもらうのが、何よりの償いです。」
片柳弘史『こころの深呼吸~気づきと癒しの言葉366』(教文館)
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自死遺族として、この言葉に救われた。去年の3月から、ずっと苦しんでいたから。
片柳弘史『こころの深呼吸~気づきと癒しの言葉366』(教文館)
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自死遺族として、この言葉に救われた。去年の3月から、ずっと苦しんでいたから。
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去年3月から4月にかけて家族を続けて喪ってから夏まで心身不調が続いたため、積極的に業務拡大せずに請負仕事で繋いでいるが、依頼があって初めて売上が立つので毎月はらはら。今月も今日になって2口の依頼を受けて売上を立てることができ、スケジュールも調整できて一安心。
5月に飛び込みで請け負い、6月に集中して行った仕事の続きがそろそろ打診されるかな。それが入ってくると今期は黒字計上できるのだが、さて。。
5月に飛び込みで請け負い、6月に集中して行った仕事の続きがそろそろ打診されるかな。それが入ってくると今期は黒字計上できるのだが、さて。。
中高年ひきこもり、初の調査へ…国が支援策検討
昨年3月に逝ってしまった弟よ、国はやっと重い腰を上げ始めたよ。国や地方自治体が手を差し伸べてくれたら、あなたはもう少し生きやすかったかも知れないと思う。
内閣府は11月にも、40~64歳のひきこもりの人の実態を探る初の全国調査を行う。ひきこもる期間が長期化して本人が高年齢化し、親も年を取って困窮する例があるためだ。今年度中の公表を目指しており、国として支援メニューを検討する方針だ。
調査は、40歳から64歳までの無作為に抽出した5000人を対象に、調査票を配布し、回収する。
調査では、ふだんの生活について質問する。「自室からほとんど出ない」「近所のコンビニエンスストアなどには出かける」といった項目にあてはまる人をひきこもりとみなし、人数を推計する。該当した人には、その理由や時期、期間についても質問する。
ひきこもりを巡っては、内閣府が2010年施行の「子ども・若者育成支援推進法」に基づき、10年と15年の2回、同様の方法で全国調査を実施している。ただ、主にいじめや不登校をきっかけに起きる若者の問題として捉えており、対象はいずれも15~39歳に限定。この結果、10年は推計約70万人、15年は約54万人と、統計上は減っていた。
昨年3月に逝ってしまった弟よ、国はやっと重い腰を上げ始めたよ。国や地方自治体が手を差し伸べてくれたら、あなたはもう少し生きやすかったかも知れないと思う。
北海道新聞の記事。
「きょうだいリスク」 支援どこまでできるか 将来に不安
そういった細々とした心配もなくなってしまったけれど、家族を亡くしてひとりになってしまったことの哀しみや寂しさや頼りなさ、よ。
「きょうだいリスク」 支援どこまでできるか 将来に不安
自活が難しい成人のきょうだいの支援は去年、弟と母を相次いで亡くしてひとりになる前、私の最大の心配は母が亡くなった後に弟を経済的・生活的にどうするか、だった。法的に扶養義務はないにしても、母の遺産をふつうに分けてしまったらたちまち使い果たして困窮してしまうし、土地を二分するのは難しかったからだ。
「きょうだいリスク」。安定した収入がないなど、自活が難しい成人のきょうだいの支援についての不安を意味する言葉だ。書籍の題名に使用されたことをきっかけに広まった。きょうだいを「リスク(危険)」と表現することには賛否が分かれるが、背景には引きこもりや親の介護などの問題もある。北海道内の現状を探りながら考えた。
母が亡くなれば、兄はどうなる―
道内の自営業男性、洋史さん(42)=仮名=は、4歳上の独身の兄がいる。兄は大学を卒業して関西地方の会社に勤めた後に、独立し事業を始めたがうまくいかず、7年前に帰郷。母(71)が住む胆振管内の実家に6年間引きこもっている。母によると、兄とはほとんど会話がなく、「毎朝早く外出するが何をしているのか分からない」。
母と兄の生活費は、20年以上前に亡くなった父の遺族年金の月8万円ほど。母から生活に困ると訴えられ、洋史さんは、妻と小学生の長女の3人で帰省するたび、数万円の生活費を渡している。兄からも頼まれ、10万円を貸したままだ。
兄に仕事に就くように話しても状況は変わらず、洋史さんの心配は尽きない。母が亡くなり、年金がもらえなくなったら、兄はどうなるのか―。洋史さんは「正直あまり考えないようにしている」と話す。今は将来、兄の面倒を見るつもりはないが、「『その時』になったら助けてしまうかもしれない」と気持ちが揺れる。
「経済格差」で交流が途絶え
「きょうだいリスク」は朝日新聞出版(東京)が2016年に出版した新書の題名だ。同社の週刊誌「AERA(アエラ)」の特集記事「きょうだい格差という重し そのきょうだいの将来は誰がみる?」をきっかけに書籍化された。
同書の編集担当・木村恵子さんは「『リスク』という単語を使うことには異論もあったが、きょうだいリスクを生む、社会の仕組みや家族観に問題があると伝えたかった」と語る。
厚生労働省の国民生活基礎調査によると、65歳以上の親と未婚の子のみの世帯数は16年、30年前の約5倍となる500万世帯を超えた。50歳時点で一度も結婚したことのない人の割合(生涯未婚率)も上昇。みずほ情報総研(東京)は、男性の生涯未婚率は30年に3割近くになると推計する。不況を背景に非正規雇用が広がり、結婚をためらう人が増えていることも、未婚の子と高齢の親の世帯の増加要因になっているとみられる。
きょうだい間の「経済格差」が原因できょうだいの交流が途絶え、自活が難しい子どもと親が孤立して暮らすケースも少なくない。
札幌市の無職男性、一朗さん(64)=仮名=は、要介護3の母親(93)と2人で暮らす。母には認知症があり、一朗さんは食事やトイレの介助、洗濯に追われる。同じ市内に家族と暮らす自営業の兄(66)は「忙しい」「暇がない」と言い、母の顔を見に来ないという。
一朗さんは兄家族の自宅に母と同居していたが、兄の子供が成長して家が手狭になったため、40歳の時に一戸建てを買って母と引っ越した。ところが50歳の時に勤めていた会社が倒産。その後、配達のアルバイトなどで生計を立ててきたが、腎臓がんになったことなどから現在は仕事ができず、母の年金で生活をしている。兄は一朗さんが、がんで入院していた時もほとんど面会に来なかったという。一朗さんは言う。「親の面倒を見るのは子どもの責任と思って母と暮らしている。母が亡くなっても兄には知らせたくない。だが、母が亡くなった後、どう暮らしていけば良いのか…」
社会で支えるという視点が必要
きょうだいに関する心配事を共有し、支え合おう―。KHJ全国ひきこもり家族会連合会(東京)は引きこもりのきょうだいがいる人を対象に「兄弟姉妹の会」を月1回開いている。「親にも言えずどうしたらいいか分からない」との声を受け13年に設立。これまでに計約400人が参加した。
引きこもりの支援活動を行うNPO法人レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク(札幌)の田中敦理事長は、札幌市内のアパートの一室で1月、80代の母親と、引きこもりをしていた50代の娘とみられる遺体が発見されたことに触れ、「親が亡くなって初めて、親と同居する子供の貧困問題が表に出る。きょうだいなどの家族だけに頼らず、社会で支えるという視点が必要だ」と話す。(阿部里子)
そういった細々とした心配もなくなってしまったけれど、家族を亡くしてひとりになってしまったことの哀しみや寂しさや頼りなさ、よ。
2018年7月23日(月)19:15-20:45前川喜平さん講演会「面従腹背さようなら。」
ご自分の38年の文部科学省の官僚生活の中で見聞きした、政治家と官僚の関係について。
また、1947年に制定された教育基本法、中曽根内閣にて行われた教育臨調で打ち出された路線、2006年教育法改正によって打ち出された路線、道徳教育の例「星野くんの二塁打」。
いろいろと考えるところがあり、『面従腹背』買って帰りました。
学校法人加計学園の獣医学部の新設問題をめぐり、「総理の意向があった」と記された文書の存在を証言した、前文部科学事務次官の前川喜平さん。初の単著「面従腹背」が6月27日、毎日新聞出版から発売されました。その出版を記念して、著者講演会を開催します。
「公正・公平であるべき行政が歪められた」として、安倍政権下で起きた加計学園問題をはじめ「権力私物化」の構造を糾弾し、「道徳の教科化」や「教育勅語」の復活など、安倍政権が進める教育政策に警鐘を鳴らします。さらに、文部科学省という組織の中で「面従腹背」しながら行政の進むべき方向を探し続けた38年間の軌跡を振り返ります。
ご自分の38年の文部科学省の官僚生活の中で見聞きした、政治家と官僚の関係について。
また、1947年に制定された教育基本法、中曽根内閣にて行われた教育臨調で打ち出された路線、2006年教育法改正によって打ち出された路線、道徳教育の例「星野くんの二塁打」。
いろいろと考えるところがあり、『面従腹背』買って帰りました。
抜糸して右橈骨遠位端骨折に関わるすべての入院と通院終了。抜糸は糸の結び目を切るだけであっけなかった。
年末に右橈骨遠尖位端を骨折した時に整形外科手術で入れた金属プレートと釘10本を除去する手術を、水曜日に受けた。骨折した時ほどに切羽詰まっていないから、一ヶ月前に予約して、火曜日に入院手続きして点滴の静注を確保して、水曜日の朝一に抗生剤の点滴受けた後にそのまま一番乗りで手術を受けた。あらかじめいろいろと手配されていという点で、受ける側の気持ちとしては人間ドックに近いかも。
前回よりも伝達麻酔が効きづらく追加投与されたけど、効いた後は特にトラブルもなく50分ほどで手術完了。そして前回は午後に手術を受けた後に就寝して夜中の3時に麻酔が切れて堪えきれずナースコールして座薬を入れてもらったのだけど、今回は痛み止めを点滴で入れてもらったのがよかったのか大きな痛みを感じずに一晩を過ごせた。当日夕方にドレーンから少々浸潤があって包帯を追加で巻いてもらった以外は、特に問題なく、退院。
麻酔が切れた翌朝には手指の自由が利き、外出時に三角巾で保護したのは退院日のみ。たとえばペットボトルのキャップを開けるには十分な力が戻っていないのでコンビニの店員さんに口開けをお願いしたりはするが、パソコンもほぼ普通に入力でき(負荷をかけ過ぎないように休み休みではあるが)、骨折した時の退院時とは各段に負担が違う(そりゃ骨折していたのだから無理もないが)。
ただ、医療用テープとか、血栓予防用の膝下ソックスのゴムが触れた部分に多少の腫れと痒みがあり、もし今後手術など受ける場合には気をつけなければならないかも知れない。
前回よりも伝達麻酔が効きづらく追加投与されたけど、効いた後は特にトラブルもなく50分ほどで手術完了。そして前回は午後に手術を受けた後に就寝して夜中の3時に麻酔が切れて堪えきれずナースコールして座薬を入れてもらったのだけど、今回は痛み止めを点滴で入れてもらったのがよかったのか大きな痛みを感じずに一晩を過ごせた。当日夕方にドレーンから少々浸潤があって包帯を追加で巻いてもらった以外は、特に問題なく、退院。
麻酔が切れた翌朝には手指の自由が利き、外出時に三角巾で保護したのは退院日のみ。たとえばペットボトルのキャップを開けるには十分な力が戻っていないのでコンビニの店員さんに口開けをお願いしたりはするが、パソコンもほぼ普通に入力でき(負荷をかけ過ぎないように休み休みではあるが)、骨折した時の退院時とは各段に負担が違う(そりゃ骨折していたのだから無理もないが)。
ただ、医療用テープとか、血栓予防用の膝下ソックスのゴムが触れた部分に多少の腫れと痒みがあり、もし今後手術など受ける場合には気をつけなければならないかも知れない。
ちょうどゴールデンウィークの最中にLinkedInでhaygroupのBEIができるコンサルタント限定のプロジェクトの誘いがあり、ゴールデンウィーク中のサンディエゴ出張を挟んでNon-disclosure Agreementを締結し、具体的なプロジェクトに入った。私の役割はグローバル製薬会社の日本法人の各営業部から選ばれた営業所長の行動探索インタビュー。もうひとりいるはずのコンサルタントのワークロードはわからぬまま、私の方はローカルにコミットして3週間で19人に行動探索インタビューをかけた。
会社として目指している方向性とか、この人たちが選ばれた背景とか、明確にではないにしてもある程度理解してBehavioral Event Interview。2時間で人によってはその人の深いキャリアの原点に刺さることがあって、それこそが私がインタビューする醍醐味。知り合って2時間でその人のキャリアの根幹について聞けてしまう。こころの琴線に触れることもある。
そして、どうも、レクチャーを提供する講師とかより、こちらの方が向いているのは確か。私の中身は空っぽかも知れないが、インタビューされる人を映し出す鏡を持っていればいい。
でも、そんなフィードバックだけでは、満足しないんだろうなぁ……。。。。
会社として目指している方向性とか、この人たちが選ばれた背景とか、明確にではないにしてもある程度理解してBehavioral Event Interview。2時間で人によってはその人の深いキャリアの原点に刺さることがあって、それこそが私がインタビューする醍醐味。知り合って2時間でその人のキャリアの根幹について聞けてしまう。こころの琴線に触れることもある。
そして、どうも、レクチャーを提供する講師とかより、こちらの方が向いているのは確か。私の中身は空っぽかも知れないが、インタビューされる人を映し出す鏡を持っていればいい。
でも、そんなフィードバックだけでは、満足しないんだろうなぁ……。。。。
NHK特設サイト ひきこもりクライシス"100万人"のサバイバル
去年、「8050」問題の一例である弟と母を相次いで失った私が一番感じたのは、頼る手段がないということだった。母にはわずかながら年金があり、介護支援サービスを受けられたので週一回の支援サービスにも助けられた。
しかし、社会的ひきこもりで経済的に自立できず、また10年以上精神科を受診しているものの、その間にアルコール依存症由来の問題が起きたりなど好転の目処が立たず、孤立して自死してしまった弟には、社会的に問題解決を協働してもらえる手段がなかった。最後は精神科入院の移送も考えたが間に合わなかった。
だから、あちこちで孤立し、自壊していく「8050」家族がいるであろうことは想像に難くない。
どうしたら弟と母のようにならずに生きていけるのか。
1980年代に「不登校問題」として社会問題化し、2000年代にかけて大きくクローズアップされた「ひきこもり」。いま、新しい局面を迎えている。長期化・高齢化が深刻化しているのだ。40代、50代のひきこもりの人が、高齢の親と、経済的、精神的に追い詰められ、孤立死する事態も起きている。一方、ひきこもりの当事者や経験者らが、みずから声を上げ、社会に向けて積極的に発信する動きも、目立つようになっている。超高齢社会に入った日本の「ひきこもり問題」、家族のありようを見つめ直す。(サイトは随時更新していきます)
国の推計で、54万人とされるひきこもりの数。実はこれは、39歳以下の数字で、40歳以上の実態はよくわかっていない。しかし、全国のいくつかの自治体が独自に行った調査結果から推計すると、40歳以上のひきこもりは、100万人近くいるのではないかという見方もある(潜在群を含む)。高齢化したひきこもりの子どもが、さらに高齢の親とともに、経済的、社会的に孤立を深めている問題は、親と子の年齢から「8050」問題とも呼ばれ、深刻化している。
去年、「8050」問題の一例である弟と母を相次いで失った私が一番感じたのは、頼る手段がないということだった。母にはわずかながら年金があり、介護支援サービスを受けられたので週一回の支援サービスにも助けられた。
しかし、社会的ひきこもりで経済的に自立できず、また10年以上精神科を受診しているものの、その間にアルコール依存症由来の問題が起きたりなど好転の目処が立たず、孤立して自死してしまった弟には、社会的に問題解決を協働してもらえる手段がなかった。最後は精神科入院の移送も考えたが間に合わなかった。
だから、あちこちで孤立し、自壊していく「8050」家族がいるであろうことは想像に難くない。
どうしたら弟と母のようにならずに生きていけるのか。
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まりあっち
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タレントマネジメント(人材開発・組織開発・パフォーマンスマネジメント・採用など)のスペシャリスト。
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