タレントマネジメントスペシャリスト"まりあっち"のブログ。
朝ドラは見たり見なかったり。『ちりとてちん』は自分が落語を生で聴きに行くほど影響を受けた作品だけど、最後でヒロインが落語家を辞めて母親(というか寄席のみんなのお母ちゃん)として生きていく選択に納得がいかなかった。『あまちゃん』はところどころ惹かれるものがあったけど、マニアックなファンにはなれなかった。
『おちょやん』もそんなに入れ込んでいる作品ではないのだが、トータス松本演じるヒロインの父親テルヲが朝ドラ史上サイテーな父親で。ヒロインが5才の時に母親を亡くしたら、家事労働をすべて押しつけたり、鶏を高く売るためにヒロインに嘘を言わせたり、再婚してヒロインが邪魔になると奉公に出したり、さらに借金のかたに遊郭に売ろうとしたり、働き先に乗り込んで現金をかっさらったり。朝ドラ的にはサイテーなのだが、戦前の貧しい家庭には結構あるあるな話。
今日はその父親が病のため警察の留置場で亡くなったのだが、ヒロインが最後まで父親を許さなかったところ(亡くなった母親なら許したかも知れないと、少し手を緩めたところは朝ドラ的)にほっとしている。
自分も、ヒロインほどではないが、似たような心の傷を負っていた。モラハラ的な父親の言動に苦しめられた母や弟と違って、自分は直接の被害は少なかった。けど、母や弟が苦しんでいる時に、週末は遊びを口実にほとんど帰って来なかった父の家庭放棄に憤った気持ちをずっと持ち続けた。そして、父が離婚を口にしたある時、私が父の手元に残って家事雑事を引き受けることを言外に期待していたと察し、私は父に付いていかない宣言をした。一番苦しい時に家庭を放棄した父親を忘れることはないとも言った。
だから、ヒロインが許せない気持ちをぶつけて妥協しなかった留置場の面会場面に、すとんと納得した。こんな描き方があってもいい。
『おちょやん』もそんなに入れ込んでいる作品ではないのだが、トータス松本演じるヒロインの父親テルヲが朝ドラ史上サイテーな父親で。ヒロインが5才の時に母親を亡くしたら、家事労働をすべて押しつけたり、鶏を高く売るためにヒロインに嘘を言わせたり、再婚してヒロインが邪魔になると奉公に出したり、さらに借金のかたに遊郭に売ろうとしたり、働き先に乗り込んで現金をかっさらったり。朝ドラ的にはサイテーなのだが、戦前の貧しい家庭には結構あるあるな話。
今日はその父親が病のため警察の留置場で亡くなったのだが、ヒロインが最後まで父親を許さなかったところ(亡くなった母親なら許したかも知れないと、少し手を緩めたところは朝ドラ的)にほっとしている。
自分も、ヒロインほどではないが、似たような心の傷を負っていた。モラハラ的な父親の言動に苦しめられた母や弟と違って、自分は直接の被害は少なかった。けど、母や弟が苦しんでいる時に、週末は遊びを口実にほとんど帰って来なかった父の家庭放棄に憤った気持ちをずっと持ち続けた。そして、父が離婚を口にしたある時、私が父の手元に残って家事雑事を引き受けることを言外に期待していたと察し、私は父に付いていかない宣言をした。一番苦しい時に家庭を放棄した父親を忘れることはないとも言った。
だから、ヒロインが許せない気持ちをぶつけて妥協しなかった留置場の面会場面に、すとんと納得した。こんな描き方があってもいい。
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今年は2月から仕事が五月雨式に入ってきて、3月に入っても途切れず、なかなか時間を確定申告に充てられなかった。水曜納期の仕事を土日作業して繰り上げ、昨日と今日に分けて確定申告の作業。
去年の今頃はメンタルが今ひとつ調子出なくて、確定申告の数字をうまく整理して出せず、適当にやっつけ仕事して、仕事でお世話になっている税理士さんに修正申告をつくってもらったっけ。
今年はその数字を見ながらアップデート。数字の意味合いもつかんで申告書を完成することができた。1日遅れだけど書類は郵送なので受け付けられないことはないだろう。差額の納付もできたし。
机の上の書類も少し整理できて、頭の中も少しすっきり。
去年の今頃はメンタルが今ひとつ調子出なくて、確定申告の数字をうまく整理して出せず、適当にやっつけ仕事して、仕事でお世話になっている税理士さんに修正申告をつくってもらったっけ。
今年はその数字を見ながらアップデート。数字の意味合いもつかんで申告書を完成することができた。1日遅れだけど書類は郵送なので受け付けられないことはないだろう。差額の納付もできたし。
机の上の書類も少し整理できて、頭の中も少しすっきり。
Mさんと会ったのはたぶん、私が就職活動をアグレッシブにしていた2008年から2009年代、初めて会ったのは真夏の暑い日だった。おそらく、いくつかの有力なポジションには応募したけどかなわかなった2008年夏だった(2009年にはQに採用されていたから)。
採用面接で彼女は、あなたは私の部下でなくて、人材開発のこの部署の上司になるべき人、としうコメントをしてくれたのが縁で、パーソナルに時々会い、仕事や家族のことや、今後の仕事のことなども話した。彼女が2000年代初めに独立した時にはいろいろアドバイスももらった。
その後、お互いの家族を巡る環境が変わったり、東日本大震災があったり、した。お互いの独立したビジネスについて、情報交換した。彼女はよい同業者としてサボートしてくれた。
COVID-19環境で週一で私と情報交換するセッティングにした時は、おそらく、私が孤立死しないようにという彼女の思いやりによる助け船だった。私は理解していたけど、日々のコミュニケーションで、彼女の配慮に十分応えられなかった。残念ながら、少しウツが私の関心を狭めていた。相手のケアが不十分だった。で、pactは解消。
ごめんなさい、あなたの感情的ニーズに応えられないくらい、メンタルにローになってしまって。悔やんでも悔やみきれない。。
採用面接で彼女は、あなたは私の部下でなくて、人材開発のこの部署の上司になるべき人、としうコメントをしてくれたのが縁で、パーソナルに時々会い、仕事や家族のことや、今後の仕事のことなども話した。彼女が2000年代初めに独立した時にはいろいろアドバイスももらった。
その後、お互いの家族を巡る環境が変わったり、東日本大震災があったり、した。お互いの独立したビジネスについて、情報交換した。彼女はよい同業者としてサボートしてくれた。
COVID-19環境で週一で私と情報交換するセッティングにした時は、おそらく、私が孤立死しないようにという彼女の思いやりによる助け船だった。私は理解していたけど、日々のコミュニケーションで、彼女の配慮に十分応えられなかった。残念ながら、少しウツが私の関心を狭めていた。相手のケアが不十分だった。で、pactは解消。
ごめんなさい、あなたの感情的ニーズに応えられないくらい、メンタルにローになってしまって。悔やんでも悔やみきれない。。
11月末が決算なので年末年始に伝票入力するのが毎年恒例に。今年はコロナ拡大に気もそぞろで、昨日やっと集中して入力。例年は2日かかる入力が1日で終わってしまうのは、それだけビジネスの動きが少ないということ。オンラインに移行して、旅費交通費がほとんど出ていない。
息長く、こつこつと。健康第一。
息長く、こつこつと。健康第一。
前回、クライアントからクレームっぽい内容があったので、新規案件をいただけるのか不安だった……自営業は受注切れたら失業も同じだもんなぁ。ましてコロナ禍で簡単に顧客拡大できない時期。
ぽつぽつでも仕事があれば集中していられる。
ぽつぽつでも仕事があれば集中していられる。
先週から毎日、100人を超える新規患者が出ている。小池都知事は選挙戦用のプロモーションだったと言わんばかりに東京アラートを無くし、その後にこんな状態。新宿や池袋の「夜の街」で検査しているからという話だが、人材派遣会社で職場感染が出るなど市中感染の気配がある。しかも、検査の陽性率が29%とか、高い。
こちらは自営業の体であるから、公共のトイレを使う必要のある外出はしない、外食も散髪も極力しない、というスタイルで自衛を続けている。当社比ではあるが、料理のレパートリーと腕は上がったと思う。
こちらは自営業の体であるから、公共のトイレを使う必要のある外出はしない、外食も散髪も極力しない、というスタイルで自衛を続けている。当社比ではあるが、料理のレパートリーと腕は上がったと思う。
検査された人の数がわからないので毎日の新規感染者数に一喜一憂しないようにしているが、今日はいきなり47人/東京都。
二週間前の週末、天気がよくて我慢しきれず外出した人の数が増えたことの反映か。
今日から一週間の様子を注視。夜の街関連だけとは限るまい。
二週間前の週末、天気がよくて我慢しきれず外出した人の数が増えたことの反映か。
今日から一週間の様子を注視。夜の街関連だけとは限るまい。
東京都は今日、緊急事態宣言解除。先週の新規感染者数(GW明けの一週間からちょうど2週間で連休明け出社した人も多かったと思う)が増えていることとは関係なく政治的に解除させられている。
5月の売上を締めたところで持続化給付金を申請。
クライアント会社も当分は出社制限かかっているようだが、人事アセスメント復活したようで、アセスメントと翻訳で6月はある程度見通し立った。
5月の売上を締めたところで持続化給付金を申請。
クライアント会社も当分は出社制限かかっているようだが、人事アセスメント復活したようで、アセスメントと翻訳で6月はある程度見通し立った。
先週、東京五輪の延期が発表されて、連日、東京都を始め各地の新型コロナ感染者の数字が増えている。昨日、台東区の永寿総合病院の院内感染が明らかになった。
これについて、医師でもある伊藤隼也さんがTwitterでこう述べている。
しばらく前から中野のNTTのコールセンターと共に集団感染(安倍政権はクラスター感染という言葉を使って集団感染という言葉を避けているが)の噂がTwitterで流れていた。
千葉の障がい者施設でも50人近い集団感染が明らかになった。医療や介護の現場が、散発的にやられて行っている。
そして、おそらくは明日週明けから週末までに、春分の日の3連休に出歩いた人たちから爆発的な感染が起こり、医療現場が支えきれなくなると思う。
それに対して政府の動きは鈍い。民主党政権だった時の東日本大震災の時は最善だったとは言えないが、現場のいくつかの幸運と、民主党政権ゆえの透明性があって、フクイチはまだしも可視化されていたと私は思っている(今年封切られた『Fukushima50s』という映画は、安倍政権お得意の歴史改竄フィクションだし)。
熊本大地震にしても、西日本豪雨にしても、去年のいくつかの台風にしても、災害に対しては安倍政権は冷たい(というか、西日本豪雨の時には赤坂自民亭で酒盛りをしていた)。おそらくは、今回の新型コロナ禍においても、果敢に立ち向かい検査で対処している韓国や台湾やドイツといった国々を先進国とするならば、日本は遠く及ばない大失敗の歴史を刻むだろう。日本政府やマスコミが糊塗しようとしても、世界に情報は流れている。
三年前に近親を見送った私は、自分と猫2匹の生活を守るために、日本の政府やマスコミによる隠蔽や改竄やごまかしに誤魔化されず、目を開いて生きる。一週間後がどんな惨状か、怖ろしくてならない。
これについて、医師でもある伊藤隼也さんがTwitterでこう述べている。
永寿総合病院は、都から感染症診療協力医療機関として、行政医療を担っていた。都の兵站が不十分の中、院内に開設したコロナ外来で台東区のPCR検査を一施設で土日、昼夜なく引き受けた結果、院内感染を起こし見殺しに会いました。こういう現実を都知事はしっかり検証しろ!
— 伊藤隼也 (@itoshunya) March 29, 2020
しばらく前から中野のNTTのコールセンターと共に集団感染(安倍政権はクラスター感染という言葉を使って集団感染という言葉を避けているが)の噂がTwitterで流れていた。
千葉の障がい者施設でも50人近い集団感染が明らかになった。医療や介護の現場が、散発的にやられて行っている。
そして、おそらくは明日週明けから週末までに、春分の日の3連休に出歩いた人たちから爆発的な感染が起こり、医療現場が支えきれなくなると思う。
それに対して政府の動きは鈍い。民主党政権だった時の東日本大震災の時は最善だったとは言えないが、現場のいくつかの幸運と、民主党政権ゆえの透明性があって、フクイチはまだしも可視化されていたと私は思っている(今年封切られた『Fukushima50s』という映画は、安倍政権お得意の歴史改竄フィクションだし)。
熊本大地震にしても、西日本豪雨にしても、去年のいくつかの台風にしても、災害に対しては安倍政権は冷たい(というか、西日本豪雨の時には赤坂自民亭で酒盛りをしていた)。おそらくは、今回の新型コロナ禍においても、果敢に立ち向かい検査で対処している韓国や台湾やドイツといった国々を先進国とするならば、日本は遠く及ばない大失敗の歴史を刻むだろう。日本政府やマスコミが糊塗しようとしても、世界に情報は流れている。
三年前に近親を見送った私は、自分と猫2匹の生活を守るために、日本の政府やマスコミによる隠蔽や改竄やごまかしに誤魔化されず、目を開いて生きる。一週間後がどんな惨状か、怖ろしくてならない。
原一男監督による映画『れいわ一揆』オールナイト上映。22時30分開始でゲスト(れいわ新選組で出馬した安冨歩さん、辻村ちひろさん、三井よしふみさん、渡辺てる子さん、司会に畠山さん)トーク1時間、映画4時間(途中休憩20分)、Q&A1時間で明け方5時終了という、完全徹夜できない自分には恐ろしいスケジュールだったが、観に行った。
自分は、原一男監督の作品は未見で作品に反映される思想は知らない一方で、逆に去年からのれいわ新選組の活動をかなり追っかけているコアな支持者。なので4月に一般公開される時に観に行く観客とは情報の非対称性があると思う。
一方で、自分は「山本太郎と仲間たち」という視点で見ていたのに対して、原監督は「安冨歩と仲間たち」の視点で見ているので、その違いを消化するのに半日かかっている(何しろ本編が4時間もある)。
ただ、日本の国、政治や経済や社会がもう壊れてしまっていて、再構築するための「一揆」という意味でれいわ新選組を位置づけている点では一致している。三原じゅん子の「恥を知れ」発言、丸川珠代の銀座歩行者天国での街宣に典型的に現れている、誰が担がれても当選が確実な自民党や公明党の選挙とそれを裏付ける利権構造(安冨さんは立場主義という言葉を使っていた)によって国や社会が収奪されているという絵はきっちり見せてくれている。
だからこそ、安冨さんを始めとする、れいわ新選組の面々がそれぞれに社会の当事者としてアンチテーゼとして選挙に取り組む様が明確になる。安冨さんは馬や音楽による感性への働きかけを、論理と言葉によるスピーチで補っていた。メンバーそれぞれのスピーチに迫力があるのは、当事者として誠実だからだと思う。
一方で、原監督は安冨さんが経験する心情の変化を見逃さなかった。自分の出身地である堺東でのスピーチがクライマックス。
もう少し時間をかけて咀嚼したい。
自分は、原一男監督の作品は未見で作品に反映される思想は知らない一方で、逆に去年からのれいわ新選組の活動をかなり追っかけているコアな支持者。なので4月に一般公開される時に観に行く観客とは情報の非対称性があると思う。
一方で、自分は「山本太郎と仲間たち」という視点で見ていたのに対して、原監督は「安冨歩と仲間たち」の視点で見ているので、その違いを消化するのに半日かかっている(何しろ本編が4時間もある)。
ただ、日本の国、政治や経済や社会がもう壊れてしまっていて、再構築するための「一揆」という意味でれいわ新選組を位置づけている点では一致している。三原じゅん子の「恥を知れ」発言、丸川珠代の銀座歩行者天国での街宣に典型的に現れている、誰が担がれても当選が確実な自民党や公明党の選挙とそれを裏付ける利権構造(安冨さんは立場主義という言葉を使っていた)によって国や社会が収奪されているという絵はきっちり見せてくれている。
だからこそ、安冨さんを始めとする、れいわ新選組の面々がそれぞれに社会の当事者としてアンチテーゼとして選挙に取り組む様が明確になる。安冨さんは馬や音楽による感性への働きかけを、論理と言葉によるスピーチで補っていた。メンバーそれぞれのスピーチに迫力があるのは、当事者として誠実だからだと思う。
一方で、原監督は安冨さんが経験する心情の変化を見逃さなかった。自分の出身地である堺東でのスピーチがクライマックス。
もう少し時間をかけて咀嚼したい。
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まりあっち
性別:
非公開
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タレントマネジメント(人材開発・組織開発・パフォーマンスマネジメント・採用など)のスペシャリスト。
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