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タレントマネジメントスペシャリスト"まりあっち"のブログ。
原一男監督による映画『れいわ一揆』オールナイト上映。22時30分開始でゲスト(れいわ新選組で出馬した安冨歩さん、辻村ちひろさん、三井よしふみさん、渡辺てる子さん、司会に畠山さん)トーク1時間、映画4時間(途中休憩20分)、Q&A1時間で明け方5時終了という、完全徹夜できない自分には恐ろしいスケジュールだったが、観に行った。

 自分は、原一男監督の作品は未見で作品に反映される思想は知らない一方で、逆に去年からのれいわ新選組の活動をかなり追っかけているコアな支持者。なので4月に一般公開される時に観に行く観客とは情報の非対称性があると思う。

 一方で、自分は「山本太郎と仲間たち」という視点で見ていたのに対して、原監督は「安冨歩と仲間たち」の視点で見ているので、その違いを消化するのに半日かかっている(何しろ本編が4時間もある)。

 ただ、日本の国、政治や経済や社会がもう壊れてしまっていて、再構築するための「一揆」という意味でれいわ新選組を位置づけている点では一致している。三原じゅん子の「恥を知れ」発言、丸川珠代の銀座歩行者天国での街宣に典型的に現れている、誰が担がれても当選が確実な自民党や公明党の選挙とそれを裏付ける利権構造(安冨さんは立場主義という言葉を使っていた)によって国や社会が収奪されているという絵はきっちり見せてくれている。

 だからこそ、安冨さんを始めとする、れいわ新選組の面々がそれぞれに社会の当事者としてアンチテーゼとして選挙に取り組む様が明確になる。安冨さんは馬や音楽による感性への働きかけを、論理と言葉によるスピーチで補っていた。メンバーそれぞれのスピーチに迫力があるのは、当事者として誠実だからだと思う。

 一方で、原監督は安冨さんが経験する心情の変化を見逃さなかった。自分の出身地である堺東でのスピーチがクライマックス。

 もう少し時間をかけて咀嚼したい。
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