SHRM2010 大会参加メモ その1 はじめに

6月26日(土)から6月30日(水)までサンディエゴ・コンベンション・センターで開催されている62th SRHRM Annual Conference & Expositionに参加中。

SHRMとは、Society for Human Resources Managementの略。人材マネジメント協会というところか米国を中心に世界各地の、企業人事の実務家や大学教授・コンサルタントなどが参加している任意の職業団体。

　年一回行われるカンファレンスは、基調講演、総会、コンカレントセッション(分科会)などで構成され、人事の実務家やコンサルタント・研究者などによる最新の事例やコンセプト・トレンドがプレゼンテーションやパネルディスカッションなどの形で提供される。また、大会期間中は人事コンサルティング会社・人材紹介会社・人材派遣会社・ITソリューション提供会社・福利厚生などのサービス提供、アウトソーシング会社などによる展示会も併設される。

　SHRMはPHR、SPHR、GPHRなどの資格認定を行っており、この大会は資格取得者が受講することで一定の単位数が資格更新の要件に認められる。

　今回は、大会側の発表によると、参加者は1万1千人。発表者や運営スタッフ、会場ボランティアを含めると1万5千人。世界73ヵ国から800人強が参加した。アジアでは韓国からが200人ほどで一番多く(韓国能率協会KMACが派遣団をコーディネイトしたようだ)特別に控え室が設けられていた。次いで、インド・中国(SHRMが現地に協会事務局を設置しており力を入れている)。台湾からも15人以上が参加しており、日本人は10人以下と寂しい。

　自分は情報収集のために99年から個人会員として参加している(途中抜けていた期間もあるが)が、大会に参加したのは初めて。メモ程度になるが、参加セッションの内容、参加者の反応や自分の感想を順次書いていくことにする。