タレントマネジメントスペシャリスト"まりあっち"のブログ。
映像の世紀プレミアム 選(8)「アメリカ 自由の国の秘密と嘘」
アメリカの民主主義の裏側にあった秘密と嘘の世界を描く。初代FBI長官フーバー、ケネディ暗殺、ベトナム戦争、ウォーターゲート事件。自由の国のもうひとつの物語。 超大国アメリカの理想の裏側を描く。秘密ファイルによって大統領たちに恐れられた初代FBI長官フーバー、フェイクニュースによって戦争をあおった新聞王ハースト、今なお陰謀論がささやかれるケネディ暗殺、テレビ報道によって隠された戦場の実態が明らかとなったベトナム戦争、ホワイトハウスに設置された音声テープによって大統領のうそが暴かれたウォーターゲート事件。秘密とうそに覆われた自由の国のもうひとつの物語である見応えがあった。マッカーシーの赤狩りが入ってなかったのは残念だが、アメリカ近現代史を俯瞰するには十分な内容だった。 ラジオドラマ『火星戦争』 後にフェイクドラマと呼ばれたが、放送当時は現実と勘違いした視聴者多数で混乱した。作品を演出したのはオーソン・ウェルズで、新聞王ハーストを題材にした『市民ケーン』はアメリカ不朽の名作のひとつと言われている。 米西戦争をめぐる新聞報道でハーストとピューリッツァーが争った。ピューリッツァーは加熱したメディア戦争を反省し、ピューリッツァー賞を創設した。 FBI全盛 1929年に世界恐慌が発生した。1932年に民主党の大統領選に名乗りを挙げたフランクリン・ルーズベルトは、ハーストを心の底から軽蔑していたが、手を握り、大統領選を勝ち抜いた。30年代のアメリカは犯罪と戦うFBIというメディアキャンペーンが席巻した。犯罪者の指紋を保管し照合するなど科学的捜査を導入したのは確かだが、FBI長官フーヴァーはリンドバーグの長男誘拐殺害事件を機に大々的なメディアキャンペーンでFBIを宣伝する一方、違法な捜査・情報公開の拒否・政治家の弱点を握るための情報収集など、裏で暗躍した。キング牧師、フランク・シナトラ、マリリン・モンローなども情報収集の対象とされた。 核兵器 ネバダ核実験 ラスベガスの近くにつくられた実験場は観光キャンペーンの対象でもあった。原爆カクテル、キノコ雲アート、ミス原爆コンテストなど、無邪気な宣伝材料にも使われた。また安全を喧伝して人を呼び込んだ。放射能に被曝した人々は、政府が認めただけでも3万4千人に上る。 ケネディ大統領暗殺・アメリカの理想が終わった日 犯人とされたリー・ハーヴェイ・オズワルドは移送の途中でジャック・ルビーに銃殺された。 ベトナム戦争 ベトナム戦争に駆り出された若者たちは、戦場で現実を知らされた。
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