タレントマネジメントスペシャリスト"まりあっち"のブログ。
「特攻 知られざる真実海中調査で迫る“最期”」
この夏に見たドキュメンタリーの中でも白眉。海底に沈んだ米駆逐艦の破壊状況から沈没に至らしめた特攻を再現する、という手法で残酷な真実を明らかにした。
特攻した飛行機は九八型直接協同偵察機。戦闘機ではなく、脚を畳めないプロペラ機だった。
乗り組んだ誠36,37,38隊(戦死26人)の飛行士は、沖縄戦直前に召集された、多くは民間出身。航空機操縦の基礎を兵士に指導していた。ところが戦況の悪化により飛行学校が閉鎖され、職を失った教官たちがリストラで特攻要員にされたのだった。
洋上航法や推測航法ができないと宮崎から沖縄まで正確に飛べないが、陸軍は教えていなかった。多数が沖縄に到着する前に米軍に撃ち落とされたとみられる。偵察機には機関銃が搭載されていないので、迎撃されても除けるか逃げるしかない。
エモンズに特攻した5機は、当日は本曇りの天気だったので雲の中に隠れて迎撃を逃れたとみられる。
近現代の戦争は、どれだけ効率的に大量に敵を殺せるか、どれだけ効率的に味方の損耗を防げるかが基本になっていると思う。だから兵士が自らの命を捨てて攻撃してくるバンザイアタックは米軍の兵士にとっても衝撃的だった(おそらくイスラム過激勢力の自爆テロも同じ意味で西洋社会には衝撃だろう)。
沖縄戦のドキュメンタリーでも感じたけど、人の命がいかに軽く扱われていたか、衝撃的……。
NNNドキュメント「学校安全の現在地 付属池田小殺傷事件から20年」
NHK映像の世紀プレミアム 選(4)「英雄たちの栄光と悲劇」
NHKスペシャル「混迷ミャンマー 軍弾圧の闇に迫る」
また、軍系企業グループMEHLとMECの株を現役軍人や退役軍人が保有していて、配当という形で軍に利益が流れている実態も。日本のゼネコン・フジタが合弁で建設しているコンプレックスは2月から賃貸料を払っていないそうだが、日本から進出している企業は400社ほどもあるそうだ(そして日本ミャンマー協会って日本に研修生送っているだけでなく経済的にも利権あるだろうな)。
PR
沖縄の海に眠るアメリカの軍艦。その調査から76年前に行われた旧日本軍の特攻作戦の詳細が見えてきた。死を前提とした作戦を強いられた若者たち。その最期の思いとは?
沖縄本島沖、水深40メートルに眠るアメリカの軍艦「エモンズ」。太平洋戦争の末期、旧日本軍の特攻作戦で大きく損傷を受け沈められた。7年に及ぶ潜水調査の結果、「若者の命と引き替えに行われた作戦」がどのように実行されたのかが浮かび上がってきた。さらに、今回新たに見つかった手記や日記、関係者の証言から、エモンズに特攻を行ったとみられる部隊の最期の日々も見えてきた。戦後76年、知られざる特攻作戦の真実。
この夏に見たドキュメンタリーの中でも白眉。海底に沈んだ米駆逐艦の破壊状況から沈没に至らしめた特攻を再現する、という手法で残酷な真実を明らかにした。
特攻した飛行機は九八型直接協同偵察機。戦闘機ではなく、脚を畳めないプロペラ機だった。
乗り組んだ誠36,37,38隊(戦死26人)の飛行士は、沖縄戦直前に召集された、多くは民間出身。航空機操縦の基礎を兵士に指導していた。ところが戦況の悪化により飛行学校が閉鎖され、職を失った教官たちがリストラで特攻要員にされたのだった。
洋上航法や推測航法ができないと宮崎から沖縄まで正確に飛べないが、陸軍は教えていなかった。多数が沖縄に到着する前に米軍に撃ち落とされたとみられる。偵察機には機関銃が搭載されていないので、迎撃されても除けるか逃げるしかない。
エモンズに特攻した5機は、当日は本曇りの天気だったので雲の中に隠れて迎撃を逃れたとみられる。
近現代の戦争は、どれだけ効率的に大量に敵を殺せるか、どれだけ効率的に味方の損耗を防げるかが基本になっていると思う。だから兵士が自らの命を捨てて攻撃してくるバンザイアタックは米軍の兵士にとっても衝撃的だった(おそらくイスラム過激勢力の自爆テロも同じ意味で西洋社会には衝撃だろう)。
沖縄戦のドキュメンタリーでも感じたけど、人の命がいかに軽く扱われていたか、衝撃的……。
NNNドキュメント「学校安全の現在地 付属池田小殺傷事件から20年」
大阪教育大学附属池田小学校の乱入殺傷事件から20年。8人の子供が犠牲になった事件の後、全国の小学校では、設備の安全や、子供を守るためのマニュアル、研修などが導入されている。しかし、幼い命が犠牲になる事件は後を絶たない。「子どもたちを守ることができなかった…」当時の教師たちの深い後悔から生まれた「学校の安全」への誓い。事件当時在校生だったディレクターが、現状と課題を取材する。事件当時は関西に住んでおり、知人の中に(学年違いだが)お子さんを池田小に通わせている人がいたので、かなり印象に残った事件。wikiに「日本の犯罪史上稀に見る無差別大量殺人事件」。
NHK映像の世紀プレミアム 選(4)「英雄たちの栄光と悲劇」
20世紀、大衆は英雄を求め続けた。リンドバーグ、ロンメル将軍、チェ・ゲバラ、ケネディ大統領、モハメド・アリなど、英雄たちの知られざる姿にスポットを当てる。映像が圧巻。
英雄たちの知られざる姿にスポットを当てる。大衆に追い回され、息子の誘拐事件までがマスコミに連日報道された「空の英雄」リンドバーグ。「砂漠の狐」と恐れられ、敵国の首相チャーチルまでが賞賛したドイツの将軍ロンメル。大国と戦い続け、日本など世界の国々を回ってキューバの自立を目指したチェ・ゲバラ。黒人差別にあらがい、徴兵拒否によってリングの外でも戦い続けたモハメド・アリ(初回放送BSプレミアム2017年)
NHKスペシャル「混迷ミャンマー 軍弾圧の闇に迫る」
4月に放送して国内外で大きな反響を呼んだNHKスペシャルの第2弾。その後、ミャンマー国内の状況はさらに悪化し、軍の弾圧によって少なくとも900人以上が死亡している。なぜ軍はそこまで“暴走”を続けるのか?番組では、軍から離脱した複数の将校の証言に加え、軍の内部資料を入手。そこから、軍の体質や、巨大な「利権構造」が見えてきた。今回も衝撃的な現地映像を入手し、デジタル調査報道を展開。軍弾圧の実態に迫るミャンマー国軍が市民を殺してもいいという価値観を持っているのが衝撃的。そして一部の国民が武装ゲリラ化していく実態。
また、軍系企業グループMEHLとMECの株を現役軍人や退役軍人が保有していて、配当という形で軍に利益が流れている実態も。日本のゼネコン・フジタが合弁で建設しているコンプレックスは2月から賃貸料を払っていないそうだが、日本から進出している企業は400社ほどもあるそうだ(そして日本ミャンマー協会って日本に研修生送っているだけでなく経済的にも利権あるだろうな)。
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
まりあっち
性別:
非公開
自己紹介:
タレントマネジメント(人材開発・組織開発・パフォーマンスマネジメント・採用など)のスペシャリスト。
最新記事
最新コメント
カテゴリー
最新トラックバック
ブログ内検索
本棚
カレンダー
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
Livedoor BlogRoll
最古記事
(09/03)
(10/23)
(01/17)
(02/17)
(03/15)
アクセス解析
アーカイブ
カウンタ