タレントマネジメントスペシャリスト"まりあっち"のブログ。
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【男と女の相談室】家の中で寝ているうちに凍死する 手足温かい人は体の冷えを疑え
途中引用。
虚血性心疾患→室温で凍死というのはあり得るみたい。。自分の尿で手足が冷えていたから?
【男と女の相談室】家の中で寝ているうちに凍死する 手足温かい人は体の冷えを疑え
途中引用。
体には体温を一定に保つ仕組みがある。脳、心臓、胃、腸、肝臓など重要な臓器が収められている体の中心部は、37度に保たれるのが適温だ。寒さで体温が奪われそうになると、体をぶるぶる震わせて筋肉で熱をつくり、手先や足先の毛細血管を収縮させ、温かい血液を中に閉じ込めて熱が逃げるのを防ぐ。
「冷え性」は、体の中心部は37度に正常に保たれているが、様々な原因により手先や足先の毛細血管の収縮がうまくいかず、手足が冷たくなる人が多い。しかし、手足が冷たいことは本人には辛いが、手足から熱が逃げないので、体の深部の温度は守られているわけだ。
一方、「低体温症」は、体の中で熱をつくる機能がうまく働かず、もともと中心部が35~36度以下と、正常より1~2度以上低い人をいう。わずか1~2度の違いだが、体温の低下が免疫機能を悪化させ、感染症にかかりやすい。たった1.5度低いだけで、心筋梗塞などの重い心臓病のリスクを2~3倍高めるという研究報告もある。
ロレツが回らなくなったら救急車を呼ぼう
特に高齢者は、血管が硬くなって毛細血管が収縮しなくなり、寒い時でも熱を逃がさないシステムが働かなくなりがちだ。手を触るとポカポカしているのは、熱が手の表面から逃げているためだ。そのうえ手足が温かいので、本人は体の深部の体温低下に気づきにくい。厚着などの保温対策を怠っているうちにどんどん体が冷たくなっていく。
実は、凍死などの重大症状は屋外より室内の方が多い。2011年に日本救急医学会が発表した全国の低体温症による救急搬送事例報告では、屋内での発症者が屋外の3倍で、患者の平均年齢は71歳だった。屋内だと薄着になるので、冷たさの自覚がないまま体温低下が進行しやすい。また睡眠中に体温が下がるケースも多い。家族の目の前で突然、ブルブル震えて倒れる人も珍しくない。
虚血性心疾患→室温で凍死というのはあり得るみたい。。自分の尿で手足が冷えていたから?
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(ニッポンの宿題)長引くひきこもり 山本耕平さん、中川健史さん
途中引用。
途中引用。
一度社会に出て働いてからひきこもる中高年齢層への支援は、若年層に比べて手薄です。長期化、高齢化を招いている大きな要因の一つだと考えています。本当に。家族が引き受けるには重すぎる負担。支える側も経済的にもメンタル的にも長期間のたたかい。
要因は実に様々で、ひきこもるのを防ぐ、あるいは抜け出す単一の妙手はありません。発達障害や精神障害、中年以降に多いとされる内臓疾患など、直接的な原因が明らかな人は、医療面から解決につながる可能性が高まります。一方、自己責任論が蔓延(まんえん)する世の中で、自身の存在感を否定され、生きる価値を見失ってひきこもる人がはるかに多い。解決に時間がかかりますが、居場所づくり、一般企業とは違う代替的な働く場の提供など、いろいろな対策を総合的に組み合わせる必要があります。
行政はおしなべて「窓口に相談してくれたら、支援します」という姿勢です。外出できずひきこもらざるを得ないのに、ハードルが高くないですか。支援策が「現実社会への適応」に偏っているのも問題です。例えば相手の目を見て話す訓練があります。「同僚と会話が続かない人」向けの就労支援の一つですが、「自分には生きる価値がない」と感じている人に、根本原因を取り除かずに技能訓練だけを行っても、効果は薄い。
たまたま、解剖医へのインタビュー記事をネットで見かけたのでリンク。不思議・ミステリー系のTOCANAなので表題が生々しいが。
年間300体「死体解剖医」に聞いた、社会的弱者の死にざまが残酷すぎる! 日本社会が抱える“死体格差”のリアル
「手のひらにのせた脳の数は3000個」死体解剖医に聞いた“いまだ解明されない死体の謎”とは? 検索NG “グリーン姉さん”についても解説
死因調査のために東京都監察院で体内の臓器をすべて取り出された弟なのだが、死因「不詳」で終わりそうな気がする……。
年間300体「死体解剖医」に聞いた、社会的弱者の死にざまが残酷すぎる! 日本社会が抱える“死体格差”のリアル
兵庫医科大学・法医学講座主任である西尾元教授は、解剖医として20年にわたり、粛々と解剖台の上の遺体と向き合ってきた。西尾教授の新著『死体格差 解剖台の上の「声なき声」より』(双葉社)は、実体験に基づいた解剖現場の生々しい死の真実と、格差社会が招く“死体格差”についての詳細が描かれている。
借金苦で自身の心臓を刺して自殺した遺体、リストラ後に家賃滞納のアパートで凍死した遺体、認知症の妻を介護入浴中に溺死した夫の遺体……など、さまざまな不幸な背景によって生まれた死体たち。本書は、そのような数多くの“孤独な死体”に優しく向き合って来た西尾教授だからこそ描き出せた魂の一冊である。
今回は、「死体格差」を招く現代日本社会の死の闇について、西尾教授に聞いた。
■増え続ける孤独死
――本書には、老い、孤独、貧困、病……などの不幸な背景によって生まれた死が描かれています。けれど、これは決して他人事ではなく、誰にでもありうることだと寒気がしました。いわゆる「悲しい死」を迎える主な原因は、やはり貧困なのでしょうか?
西尾先生(以下、西尾)「一般的には、そういうことが言えると思います。ただ、正直言うと普段仕事をする際には貧困がどうとか、そういったことはあまり意識していませんでした。しかし、改めて振り返った時に、『貧困層の方の遺体をたくさん扱っている……』と感じたのです。
特にここ数年は、生前「生活保護下」にあった方の遺体が解剖に回ってくることが増えました。会社をリストラされるなど、小さなつまずきから貧困に転落したのだろうと思われる遺体も数多く運ばれてきました。所持金はほとんどなく、胃や腸の中はからっぽ。おそらく長く風呂にも入れなかったのでしょう。爪や髪の毛が伸び放題で、全身の皮膚表面が垢で茶色っぽくて不衛生な状態なんです。けれど、そういった貧困の遺体が解剖に回ってきても『また来たか』という感じで、珍しくもなく、私にはありふれたことだったのですが、改めて考えると、悲しい死と貧困は繋がっているな、と。
また、貧困層だけではなく、経済的には恵まれていても、一人暮らしの人もいまして。脳内に小さな出血が起こって、動けなくなり、電話をして誰かに助けを求めることもできないまま、孤独に凍死した人もいるんです。だから、経済的に恵まれている人だって『悲しい死』になりうるわけです。でも確率的には、貧困などの、社会的弱者といわれる人が解剖に回されやすいと言えると思います」
――先生が解剖されるのは、事件性がある遺体や死因不明の遺体ということですね?
西尾「私たちの法医学教室の場合、4分の1が『司法解剖』といって犯罪性が疑われている遺体。残りの4分の3が『行政解剖』といって犯罪性はないんだけれど、死因が分からない遺体。つまり、『行政解剖』です」
「手のひらにのせた脳の数は3000個」死体解剖医に聞いた“いまだ解明されない死体の謎”とは? 検索NG “グリーン姉さん”についても解説
――死因についてお尋ねしたいのですが、分からない場合は死体検案書に「不詳」と書かれるわけですね。その中でも先生が特に悩まれたような、印象に残っている謎の死因というのはありましたでしょうか?
西尾「不詳といってもいろんな理由があります。腐敗が進んで白骨化したものや、ミイラ化したものなど、骨や皮ばかりになった遺体では、解剖しても死因を究明することは難しいです。ただ、死後まもなくの新鮮な遺体であるにもかかわらず死因が分からない場合もあり、こちらとしてもフラストレーションがたまります。
法医解剖では原則的に頭蓋腔(ずがいくう)、胸腔、腹腔を開け、体内の臓器をすべて取り出してくまなく観察するので、遺族からすれば、『遺体に傷をつけて解剖までして、なぜ死因が分からないのか?』と疑問に感じますからね。でも、残念ながら、分からないものは分からないのです。『死因は、今の法医学の診断技術ではとらえきれませんでした』としか、言いようがないのです」
死因調査のために東京都監察院で体内の臓器をすべて取り出された弟なのだが、死因「不詳」で終わりそうな気がする……。
最近の家族の死去で行政解剖に送る場面があったので、メモ。
警察に届け出が必要な異状死
病院で亡くなっていたら医師が死亡診断書を書いてくれるけど、自宅で亡くなった時にかかりつけ医に往診してもらわずに救急車を呼んだりすると、警察に届け出が必要になる。また救急車で搬送され、搬送先の病院で死亡が確認された時も死因がはっきりしないと警察に届け出が必要。
警察署に巡回する監察医が死亡確認し、死亡診断書を出してくれる。これを市町村役場に持っていって火葬や納骨の許可証をもらうのだが、死因がはっきりしない場合はこれだけでは済まない。
行政解剖
私が立ち合ったケースだと、最寄りの警察署で監察医が死亡確認したものの(その時点で事件性がないと判断されている)、死亡原因が判断できないため、亡骸を東京都監察医務院に移送された。当日は死亡原因がわからなかったため、おそらくは内臓と組織の一部が標本として採取された……棺桶や浴衣などの用意、亡骸の湯灌や着付け、そして通夜や葬儀のための死化粧などは葬儀会社の方々が手配してくれた。そうしないと、警察署から東京都監察医務院への移送、医務院から斎場などへの移送は税金で賄われるが、棺桶や着物などがないという困ったことになるそうだ。
行政解剖の結果は40〜60日後に遺族に通知されるのだが、私が立ち合ったケースは40日以上経過した今もまだ通知が来ていない。また、死因が確定する保証はないので、通知が来るとして「死因不詳」になる可能性もあるのではないかと思う。
警察に届け出が必要な異状死
・全ての外因死(災害死)とその後遺症、続発症
・自殺、他殺
・死因不明、内因か外因か不明
病院で亡くなっていたら医師が死亡診断書を書いてくれるけど、自宅で亡くなった時にかかりつけ医に往診してもらわずに救急車を呼んだりすると、警察に届け出が必要になる。また救急車で搬送され、搬送先の病院で死亡が確認された時も死因がはっきりしないと警察に届け出が必要。
警察署に巡回する監察医が死亡確認し、死亡診断書を出してくれる。これを市町村役場に持っていって火葬や納骨の許可証をもらうのだが、死因がはっきりしない場合はこれだけでは済まない。
行政解剖
行政解剖は、異状死の死因を解明するために行う解剖の中でも「犯罪性の疑いが認められない」場合に適用されます。
事件や犯罪の疑いはないものの、外見だけでは、死亡原因が判断できない場合に行われます。(事件性のある場合は、司法解剖になります)
路上での行き倒れ、自殺、交通事故などでも、明らかに犯罪性が認められない場合には、行政解剖になるケースもあります。同時に深刻な医師不足、予算不足から、解剖が行われない問題も指摘されています。
解剖に際しては、遺族の承諾が必要となります。
私が立ち合ったケースだと、最寄りの警察署で監察医が死亡確認したものの(その時点で事件性がないと判断されている)、死亡原因が判断できないため、亡骸を東京都監察医務院に移送された。当日は死亡原因がわからなかったため、おそらくは内臓と組織の一部が標本として採取された……棺桶や浴衣などの用意、亡骸の湯灌や着付け、そして通夜や葬儀のための死化粧などは葬儀会社の方々が手配してくれた。そうしないと、警察署から東京都監察医務院への移送、医務院から斎場などへの移送は税金で賄われるが、棺桶や着物などがないという困ったことになるそうだ。
行政解剖の結果は40〜60日後に遺族に通知されるのだが、私が立ち合ったケースは40日以上経過した今もまだ通知が来ていない。また、死因が確定する保証はないので、通知が来るとして「死因不詳」になる可能性もあるのではないかと思う。
亡くなった家族は自分でホームページを持っていないし、SNSもアクティブではなかった。なので、LinkedInだけプロフィールを削除申請。
https://www.linkedin.com/help/linkedin/answer/2842?lang=en
https://www.linkedin.com/help/linkedin/answer/2842?lang=en
The member's name申請フォームがあるので、記入して送信。
The URL to their LinkedIn profile
Your relationship to them
Member's email address
Date they passed away
Link to obituary
Company they most recently worked at
先月、85歳の母が亡くなったので対象者が身近にいなくなってしまったが、これ、孤独死が増えるだろうなぁ。
「貧しい老人は自宅で死ぬ」という冷血格差社会の固定化
悲惨な孤立死が増加…遺体の腐敗が進み異臭で発見、身元確認が困難
「貧しい老人は自宅で死ぬ」という冷血格差社会の固定化
お年寄りの健康と命より、“安倍サマ”のメンツが大事ということだ。衆院厚労委は安倍首相に森友学園絡みの質問をぶつけた野党に与党がハラを立て、介護保険関連法の改正案を強行採決してしまった。
一定年収以上の高齢者に介護料の3割負担を強いる法改正をこんな形でゴリ押ししたのだからムチャクチャだ。
高齢者の介護料負担は2年前から2割に増えたばかり。負担に耐えられず特養ホームを退所するケースも出ているのに、安倍政権の「老人イジメ」は止まらない。
この春からは高齢者狙い撃ちの負担増ラッシュ。4月には75歳以上の医療保険料の「特例軽減措置」が縮小し、収入に応じて支払う「所得割」のうち、低所得者への5割軽減が2割にカットされた。
来年度には特例そのものをなくすというから、血も涙もない。これでは下流老人は病院にも行けない。
8月には「高額療養費制度」で定めた70歳以上の医療費負担の上限額が跳ね上がる。対象者は実に約1400万人。年収370万円未満だと、入院を含む負担上限が4万4400円から5万7600円にアップする。
すでに70~74歳の窓口負担を原則2割に引き上げ、75歳以上も1割から2割への負担倍増案も検討中だ。こうして病院通いのハードルを上げながら、虎の子の年金を株式市場の鉄火場にブチ込んでいるのだから、とんでもない話だ。
65歳以上のうち、生活保護基準以下の低年収層は推計200万人もいるのに、冷血政権には「貧困と格差」を解消する意欲は一切ない。
「『老後破産』や『下流老人』という言葉が定着する中、むしろ『貧しい老人は病院に来るな』『国のカネを使わず自宅で死ね』というサジェスチョンすら感じます。基本的人権から逸脱した政権が進めるのは、貧しい人が死ぬまで貧困に苦しむ格差の固定化です」(経済ジャーナリスト・荻原博子氏)
長寿がリスクになるとは、つくづく嫌な時代だ。
悲惨な孤立死が増加…遺体の腐敗が進み異臭で発見、身元確認が困難
高齢化社会が急速に進み、今や国民の4人に1人以上が65歳以上です。また、核家族化が進んだために、「一人暮らしの高齢者」も増えています。それに伴う高齢者の「孤独死」の現状について今回は考えてみます。
私たちは、単身世帯者が自宅で死亡したケースを「孤独死」と呼んでいますが、その定義を調べたものの、法令や行政の文書で定められたものはありませんでした。
見つかったのは、内閣府が2010年に発行した『高齢者白書』の中の記載で、「誰にも看取られることなく息を引き取り、その後、相当期間放置されるような悲惨な孤立死」というもの。
ここで私が注目したのは、「相当期間放置される」という表現です。「しばらく顔を見ない」とか「新聞が溜まっている」という段階で、死後、何日かが経過しているでしょう。そして、「異臭がする」などの通報で、警察官によって発見されるケースもあります。
警察官が発見した時には、死体の腐敗が進行していることも多いはず。ですから、「相当期間放置される」という表現になったのかと思います。また、このような孤独死は、誰にも看取られないという寂しさに加え、変わり果てた姿になりますから、先の白書に記されていたように「悲惨」という言葉が適切かもしれません。
50代の孤独死発見が遅れるのは「気にも留めてもらえない」?
東京23区は監察医制度が施行されているので、「変死」はすべて東京都監察医務院の監察医(死体検案を専門に行う医師)が扱います。
某年、都内のある施設で扱った変死に占める孤独死の割合は、男性が7%、女性が3.9%でした。平均年齢は、男性が63歳、女性が72歳と、その地区の平均死亡年齢(男性が74歳、女性が80歳)よりも低いことがわかりました。
死因は病死・自然死がほとんどですが、なかには死後変化によって判定できないものもありました。
また、大阪府監察医事務所の調査によると、孤独死が発見される平均日数は、男性が6.8日、女性が2.4日。男性のほうがなかなか発見されないようです。年齢群別に発見までの経過日数を調べると、90歳以上は約4日、70代は約5日でしたが、50代は約9日もかかっています。
高齢になると周囲の人や家族も心配してくれるので発見が早く、50代は気にも留めてもらえないということなのかもしれません。
発見に至ったきっかけを見てみましょう。日頃から介護を受けており、介護者が訪れたときに発見したという例が最も早く、死後から平均で2.7日でした。
発見件数では「異臭がする」という通報によるものが最も多く、死後から平均で14.8日でした。
孤独死が発生すると、どのような弊害があるのでしょうか? 社会的に次の3点があります。
①身元確認が必要になる
死後変化が進行することで顔貌が変化し、親類が確認できないことがあります。指紋の登録があるのは一部の人ですし、ミイラ化や腐敗などで指紋の採取もできないことがあります。
この場合、遺体から採取した試料と家族から得た試料との間でDNA鑑定を行わなければなりません。費用と時間を要することはおわかりいただけるでしょう。
②犯罪が隠蔽されるおそれ
たとえば、何者かが侵入して殺害したとします。発見されるまで、犯罪の事実が確認できません。また、死後変化が高度になることで、遺体に存在していたはずの創傷がわかりにくくなります。したがって、犯罪が隠蔽されたり、事件の解決に支障をきたすおそれがあります。
③環境に悪影響を及ぼす
腐敗が進行すれば、異臭だけではなく、その周囲に体液や死体の一部が浸潤します。また、ハエが集まり卵を産むとウジが発生します。したがって、衛生状態を悪化させることになります。
孤独死を防ぐためには?
では、孤独死を予防するにはどうしたらいいのでしょうか?
高齢でも介護を受けていたり親密な付き合いがある人は、万一のことが起こっても誰かが間もなく発見してくれます。つまり、社会的に孤立している状態をなくすことが重要です。
千葉県のある地域の自治会は、独居高齢者を見守るというルールをつくっています。電気が消えたままである、洗濯物が2日にわたって干したままであるなどの時には、自宅を訪問することになっているそうです。その結果、具合が悪くなって倒れていたのを発見でき、一命を取り留めたということがありました。
このような対策を地域で推進するのはいかがでしょうか。そうすれば不幸な孤独死は減少していくはずです。
(文=一杉正仁)
一杉正仁(ひとすぎ・まさひと)
滋賀医科大学社会医学講座(法医学)教授、京都府立医科大学客員教授、東京都市大学客員教授。厚生労働省死体解剖資格認定医、日本法医学会指導医・認定医、専門は外因死の予防医学、交通外傷分析、血栓症突然死の病態解析。東京慈恵会医科大学卒業後、内科医として研修。東京慈恵会医科大学大学院医学研究科博士課程(社会医学系法医学)を修了。獨協医科大学法医学講座准教授などを経て現職。1999~2014年、警視庁嘱託警察医、栃木県警察本部嘱託警察医として、数多くの司法解剖や死因究明に携わる。日本交通科学学会(副会長)、日本法医学会、日本犯罪学会(ともに評議員)、日本バイオレオロジー学会(理事)、日本医学英語教育学会(副理事長)など。
連載「死の真実が"生"を処方する」バックナンバー
※ 初出/健康・医療情報でQOLを高める「ヘルスプレス」
ニュースサイトで読む: http://biz-journal.jp/2017/04/post_18577_2.html
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私はこの問題にうまく対処できなかった。
高齢ニートの兄弟を捨てる人たち
リンク先が404 Not Foundなのだが。
高齢ニートの兄弟を捨てる人たち
リンク先が404 Not Foundなのだが。
筋金入りの引きこもりニートの兄が死んだ。餓死だった。俺は実兄を見殺しにした。親が死んだら負担は兄弟に?深刻化する“高齢ニート”問題
そして、もうひとつの記事。
自ら緩やかな死を望む「中高年引きこもり当事者」の絶望
まさしく「50-80問題」だった。そして「緩慢な自殺」だった。
自ら緩やかな死を望む「中高年引きこもり当事者」の絶望
家族の遺体が発見されるケースも「緩慢な自殺」を選ぶ人々の心境(以下、続きはリンク先で)
誰ともつながりを持たない人たちが地域の中に埋もれたまま、人知れず孤独死していくケースが後を絶たない。
11月17日には、岐阜市で70歳代の両親と40歳代の長男の家族3人が、自宅で遺体となって見つかった。3人とも痩せ細った状態で目立った外傷はなく、死後しばらく経過していたとして、警察では餓死か病死の可能性があると見て捜査しているという。
身近なところでも、つい最近、ある老家族の40歳代後半の長男が一切の診察や治療を拒み、水だけで痩せ細って喘ぎ苦しみながら病死していくという、衝撃的な出来事があった。
「緩慢な自殺」
家族会唯一の全国組織である「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」のスタッフは、こうして死に向かっていく人たちについて、そう感じているという。
「ゆるやかに死に向かっていくことを、自分自身が望んでいる。餓死する人と同じような感じ。そうとしか思えない」
これまで、絶望の中で死んでいく人を見てきた。そんな人たちの感覚は、今は生きていても誰にも助けを求めようとしない、というものに見える。
筆者が地方に講演やイベントなどで出かければ、仕事を引退した70~80歳を超える親たちが、「仕事をしないで家にこもっている」という40~50歳代の子どもを抱え、これから先、どう生きていけばいいのかと途方に暮れ、泣きついてくる。そのまま親子が高齢化して、「40ー70問題」や「50ー80問題」と呼ばれるのも珍しいことではない。
まさしく「50-80問題」だった。そして「緩慢な自殺」だった。
こういうサービスがあることを初めて知った。
ひきこもり50代長男を“放置”した母の傷と世間体
株式会社トキワ精神保健事務所 わたしたちの歩み
1ヶ月半前にこのサービスを知っていたら……。
ひきこもり50代長男を“放置”した母の傷と世間体
精神疾患の人とその家族をどう守るか(1)
精神疾患の人を説得して医療機関に移送するスペシャリスト、押川剛さん(48)が今年3月、「子供の死を祈る親たち」(新潮社)を出版した。押川さんが関わった精神疾患の人とその家族の実態を描いた壮絶なドキュメントで、今の精神科医療と行政、法制度、家族への提言も収めている。押川さんに実例と精神保健福祉の実態を聞いた。2回に分けてお届けする。【田中学】
押川さんは1992年、神奈川県で警備会社を創業。96年、精神疾患の人を説得し医療機関に移送するサービスを始めた。2002年、自立・更生支援施設「本気塾」を設立。現在も患者の自立支援を続けている。15年12月の経済プレミア記事「親に支配された子供が身につけた『攻撃性』の闇」でも紹介した。
──前作「『子供を殺してください』という親たち」(新潮社)に続く第2弾として今作を出版されました。
◆押川剛さん 前作で精神保健福祉の現状と、問題を抱える家族の実態を描きました。今作でも事例を交えながら、現在の精神科医療や法制度の不備、家族に求められることなどをより詳しく書きました。
「ニート」から「ひきこもり」「家庭内暴力」へ
──精神保健福祉の現状を象徴するケースを教えてください。
◆ある農村に住む家族のケースです。父親はすでに他界し、80代の母親と50代の長男が2人で暮らしていました。結婚して遠くで暮らす姉から問い合わせがあり、対応しました。
長男は高校卒業後、料理人を目指して家を出ましたが、修業に耐えられず1年ほどで帰ってきてしまった。その後、職に就くものの長続きせず、20代半ばから母親に小遣いをもらっては遊んでいたそうです。30代になるとひきこもるようになり、もう30年ほど親に生活の面倒をみてもらっていました。
私は移送や説得する際には、まず家族からヒアリングを行い、その人が生まれてから今に至るまでの歩みを時系列で資料化します。母親と姉の話から、長男は「ニート」から「ひきこもり」「家庭内暴力」を経て、その時点では精神疾患が疑われる状態でした。
他界した父親は手が出るのが早く、たびたび家族に暴力をふるっていました。母親の話では、長男も父親譲りの性格で、父親を嫌悪し、恨んでいるように見えたそうです。長男が40歳のころ父親が脳梗塞(こうそく)で倒れて以降、父親と長男の力関係が逆転して一家の財布を握るようになり、暴力もふるうようになったのです。
また、長男は部屋で排せつまでしていると聞いていました。自宅を視察した際には、勝手口に多数の酒瓶が転がっていました。大量飲酒の習慣があったそうです。アルコール依存症の疑いもあると考えました。家は異臭を放ち、長男のいる2階の部屋の窓は開け放たれて、昼でも夜でもテレビの音声が大音量で漏れていました。外に向かって意味不明の言葉を大声で叫ぶこともありました。
ひきこもる子供を長期間抱え込む家族は少なくない
──どのように対応したのでしょうか。
◆家庭内暴力があっても両親は警察ざたになるのを嫌い、通報はしていませんでした。また、近隣住民も悪臭や音に迷惑していましたが、昔から付き合いがあるだけに、近所の子供を警察に突き出すことはできなかったそうです。
長男の様子を家の外からビデオで撮影し、帰省した姉と地域の保健所に相談に行きました。職員からは「すぐに医療機関に入院治療の相談をしたほうがいい」といわれ、連絡をしてくれた精神科病院に相談に行きました。
医師にビデオを見せると驚いた様子で、すぐに治療の必要があると判断されました。アルコール依存症だけでなく、統合失調症や認知症の検査も必要ということで、後日入院日が決まり、それに合わせて移送を行いました。当日、長男は言葉にならない声をあげたりしましたが、あまり抵抗することもありませんでした。むしろ、腕をとったスタッフに甘えるようにしなだれかかるなど、長男の顔つきや言動はまるで子供のようでした。
ですが、長男の部屋の壁には「バカ親」「一家皆殺し」など物騒な落書きが残り、以前の家庭内暴力の痕跡が残っていました。
──その後、彼と家族はどうなったのでしょうか。
◆幸い入院先は長期療養に理解があり、長男はしっかりと療養を続けています。高齢の母親は姉一家と暮らすことになり、自宅は処分すると聞いています。
この長男のケースで、私は「座敷ろう」をイメージしました。明治から昭和中期にかけて行われていた私設の軟禁施設です。当時の日本では、法律に基づいて病院に入れない患者を行政の許可を得て私宅の一室などに閉じ込めていたのです。家族から手厚いケアを受けることもあったようですが、全体的には人間としての尊厳が失われた環境でした。
この長男は家族から無理やり部屋の中に押し込まれたわけではありませんが、医療や福祉のケアを受けられないまま、みすみす病気を悪化させてしまいました。人間としての尊厳が失われた状態だったのは、「座敷ろう」の時代と変わりません。
現在、社会との接点を失った子供を長期間抱え込んでいる親は少なくありません。「座敷ろう」ではありませんが、似た状況にある家族を無数に見てきました。子供を医療や公的支援につなげるすべがなく、恐怖におびえながら子供の死を祈っていることが多々あるのです。
警察庁の調べでは、2016年の殺人事件摘発件数(未遂を含む)のうち、親族間殺人が約55%で、増加傾向です。親族間の暴力容疑摘発はこの10年で4倍、傷害容疑は2倍近くになっている。もちろん、その全てではありませんが、自分が病気と認識していない患者を医療につなげられないばかりに起こってしまった事件もあります。
また、昨年7月の相模原障害者施設殺傷事件など、精神科医療につながっていながら防げなかった事件も、たびたび起こっています。現在の医療、行政、法制度のすべてに不備がある状況をまず知ってもらいたいと思います。
株式会社トキワ精神保健事務所 わたしたちの歩み
1ヶ月半前にこのサービスを知っていたら……。
"待機遺体"という言葉までも...「火葬場の不足」がかなり深刻な問題になっている
7年程前に父を亡くした時に、桐ヶ谷斎場でささやかながら通夜と本葬をした。その時に10日ほど待機した。遺体は冷蔵じゃなくて冷凍だったと思う。
通夜本葬を迎えるまでに忌引休暇を取るわけにも行かず、仕事してたら弔事を知った同僚に「休まなくていいんですか?」と何人にも聞かれた。
親族に出席してもらうためのスケジュール調整という利点はあるが、家族を失った者としては妙に間が空いてしまい、その間に悲しみを抑えて仕事をすることになるのは、心情的に違和感があった。
なので、短い間に家族ふたりを喪主として弔うことになった今回は、病院で亡くなったのではなかったケースなので警察の検死を必要としたけど、下げ渡していただいた仏様を即日通夜、翌日本葬で送り出すようにした。基本家族葬なので斎場はこだわらず、火葬場での出棺の都合を重視したスケジューリング。突然だったので住職のスケジュール調整は多少手こずったが、待機遺体にせずに済んだ。
人の死に対する考え方はいろいろあると思うけど、通夜告別式は亡くなった人のためだけでなく、亡くなった人を見送る家族のためでもある。故人を知らない友人でも喪主である私を心配して来てくれ、悲しみを共有してくれた。それが、支えになった。
これから人口が減っていくので火葬場の増設は難しいと思うけど、直葬含めて葬式のあり方を柔軟にするということが大事かも知れない。
7年程前に父を亡くした時に、桐ヶ谷斎場でささやかながら通夜と本葬をした。その時に10日ほど待機した。遺体は冷蔵じゃなくて冷凍だったと思う。
通夜本葬を迎えるまでに忌引休暇を取るわけにも行かず、仕事してたら弔事を知った同僚に「休まなくていいんですか?」と何人にも聞かれた。
親族に出席してもらうためのスケジュール調整という利点はあるが、家族を失った者としては妙に間が空いてしまい、その間に悲しみを抑えて仕事をすることになるのは、心情的に違和感があった。
なので、短い間に家族ふたりを喪主として弔うことになった今回は、病院で亡くなったのではなかったケースなので警察の検死を必要としたけど、下げ渡していただいた仏様を即日通夜、翌日本葬で送り出すようにした。基本家族葬なので斎場はこだわらず、火葬場での出棺の都合を重視したスケジューリング。突然だったので住職のスケジュール調整は多少手こずったが、待機遺体にせずに済んだ。
人の死に対する考え方はいろいろあると思うけど、通夜告別式は亡くなった人のためだけでなく、亡くなった人を見送る家族のためでもある。故人を知らない友人でも喪主である私を心配して来てくれ、悲しみを共有してくれた。それが、支えになった。
これから人口が減っていくので火葬場の増設は難しいと思うけど、直葬含めて葬式のあり方を柔軟にするということが大事かも知れない。
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まりあっち
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タレントマネジメント(人材開発・組織開発・パフォーマンスマネジメント・採用など)のスペシャリスト。
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