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タレントマネジメントスペシャリスト"まりあっち"のブログ。
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自分は助かった、遺族と話すと申し訳ない… 脱線事故負傷者に「罪悪感」色濃く
 尼崎JR脱線事故から14年となるのを前に、兵庫県こころのケアセンター(神戸市中央区)が、負傷者20人から心の傷や回復の経緯を聞き取る調査を行った。これまで統計的な「量的調査」を実施してきたが、今回は、対象者の語りを丁寧に分析する「質的調査」を初めて導入。色濃く浮かび上がったのは、乗客106人が亡くなった中で生き残った「罪悪感」だった。
 詳しい内容はリンク先で読んでいただくとして。

 NHKのドキュメンタリーでも、生存者だった夫が被害者や被害者家族の聴き取りを生き残った罪悪感からずっと続けていて、それを支えていた妻がうつ状態になって、という重い14年を描いていた。

 私も、自分が通勤路線を福知山線に変えなかったら巻き込まれていたかも知れない、という可能性から、直接ではないけどサバイバーという感覚がある。会社から福知山線で塚口→尼崎→新大阪の方が通勤定期が安いからそっちにしろと一度言われたのだけど、実際に乗ってみて、あの現場でのカーブのきつさに怖ろしくなって、当時の塚口駅から当時の自宅まで舗道が暗くて夜は不安とかいくつか理由をつけて、阪急線での通勤を申請して受理された。会社の言う通りにしていたら事故に巻き込まれていたかも知れないのだ。
 また、亡くなった方の中に、転職して勤務先は変わっていたけど元社員という方がいて。転職して、大阪にたまたま出張で戻っていて、自宅から大阪の本社に通勤する途中にあの電車に乗っていて先頭車両か二両目で亡くなった。
 それに事故現場が当時の私の自宅から2キロほどと近いところだった(当時私は新大阪のオフィスに出社していたので事故前後の混乱には巻き込まれなかったけど)から、その週末に事故現場でなくなった元社員のために献花させてもらった。

 ということがあって、関西で暮らした14年間の中で、阪神淡路大震災に次ぐふたつめの大きな事件・事故として記憶している。

 黙祷。合掌。
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タレントマネジメント(人材開発・組織開発・パフォーマンスマネジメント・採用など)のスペシャリスト。
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