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タレントマネジメントスペシャリスト"まりあっち"のブログ。
 大森のハローワークに行くついでに、布恒更科に立ち寄って昼食。ここは以前に2回来たことがある。

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 周辺はマンションやビルが建ち並んでいるのだが、この昭和レトロな建物が見えると、ほっとする。開業当時は大井三業地(かつての花街)で賑やかだったらしい。

 天ぷらも季節によっていろいろな種があって、目移りする。自分にとっての定番、穴子天にも心惹かれたのだが、この季節は何といっても白魚のかき揚げでしょう。

 かつて正月明けから春先まで佃の沖で白魚漁があって、将軍様に献上されていたという話を思い出したりして。
波間にかがり火揺れる江戸の白魚漁。実は幕府の隠密か!?
江戸食文化紀行-江戸の美味探訪- no.81「白魚」



 出てきた白魚かき揚げは、これ以上はないってくらい、さくっと軽く、口の中でほろほろと崩れていく。んま~っ(^^)。

 この天ぷらが食べたくて来たようなものだ。う、嬉しい……。

 そして、蕎麦。



 結構量が多いように見えて、どっちかといえば少食の自分(ただし現在は正月明けで、胃が結構膨張中^_^;)には持て余すかと見えて、さにあらず。さすが自家製粉だけあって蕎麦の香りが鼻孔をくすぐり、腰のしっかりした蕎麦をしっかり一枚食べてしまった。

 ちなみに、傍のビジネスマンのグループは、この蕎麦一枚に大盛りのせいろをさらに一枚、全員が食べきっていた(汗)。

 ただ、好みが分かれるだろうと思うのは蕎麦つゆ。醤油に鰹節を入れて煮しめたような(汗)、辛汁も辛汁。塩気の苦手な自分は蕎麦を3分の1だけつゆにつけて手繰るような食べ方になった……これこそ、江戸っ子が死ぬ前に「いっぺんでいいから蕎麦を全部つゆにつけて食べてみたかった」と言わしめるような辛汁と言える(笑)。

 故杉浦日向子さんに「町場のきさくなおソバ屋さんでありながら、絶品のソバを味わえる地元の人達がちょっと羨ましくなってしまう」と書かせた(『もっとソバ屋で憩う きっと満足123店』杉浦日向子とソ連 編著)蕎麦屋が比較的近くにあるというのは、嬉しいなぁ。

 ご馳走様でした。
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