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タレントマネジメントスペシャリスト"まりあっち"のブログ。
 土曜の昼食、ゆったり昼間から蕎麦屋酒をしたい(爆)と思って、それが似合いの布恒更科に行った。女がひとり昼間から酒を飲んでも浮かないのが蕎麦屋のいいところだ(笑)、という趣旨のことを、亡き杉浦日向子さんもおっしゃっている……賛成。

布恒更科
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グルメぴあ 布恒更科

 今日は東京の酒、澤ノ井を冷やで注文。肴(関西人は「アテ」と言う)は、この季節らしい、フキノトウとタラの芽の天ぷら。



 口に含んで、野趣あふれる香りが嬉しくなった。最近はスーパーでも売っているけど、スーパーで売っている早春野菜は香りが薄い。ほろ苦さとえぐみを旨味として舌に感じられる料理文化を持った日本人に生まれ育って嬉しい、と、改めて思う、早春の山菜の味。

 天ぷらの衣を厚くせずに、素材を活かす軽い揚げ方が素晴らしい。最初のひとつは天つゆなしでいただき(天塩を添えていただけたら、なおよかったなぁ)、残りのふたつは大根おろしを入れた天つゆでいただいた。一口だけ蕎麦味噌を添えて出されていた澤ノ井は、この時点でほとんどなくなっている^_^;。

 さて、今日は変わり蕎麦をいただくのが目的。二八の他に、大根おろしでいただく太打ちの生粉打ち、何種かの季節の変わり蕎麦がある。今日のメニューでは、伊予柑きり蕎麦と芹きり蕎麦。早春の野趣を天ぷらでいただいた延長線上で、芹きり蕎麦にした。


 写真がボケボケになってしまったが^_^;、芹きり蕎麦。緑が鮮やか。

 食べてみると、芹の香りはするけど、蕎麦の風味を殺すほど青臭さが強くはなくて、絶妙。ここの蕎麦は細長い器に3つの山に盛られて出てきて、量もまぁまぁある。

 生醤油かと思えるような(汗)濃い蕎麦つゆを蕎麦猪口の底に5ミリほど垂らして、蕎麦の下3分の1ほどをつゆに浸して、一気にすすり込む江戸前の食べ方がお勧め……そうじゃないと塩辛いから(苦笑)。

 蕎麦湯はけっこう濃いのがいただける。自分は蕎麦を食べる時にさらし葱を使わないので、蕎麦湯タイムにさらし葱を入れたり、七味を振ってみたり、ちょっとずつ味付けを変えて楽しむ。そうこうしてる内に、自分より後に来た相席のご夫婦が先にお勘定を済ませて帰っていたりして(汗)。

 ご馳走様でした。また、昼間の蕎麦屋酒を楽しませてください。

☆★☆★

 昨日の記事に追記した通り、変わり蕎麦でも蕎麦の風味を殺さない風味が良くて、星2.5に訂正。ただ、何度も書くが、ここの生醤油のように濃い蕎麦つゆについては毀誉褒貶あると思う……自分は、かつての江戸前の蕎麦はこういうもんだったんじゃないかと思って、割と受容している。
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