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タレントマネジメントスペシャリスト"まりあっち"のブログ。
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関口宏のもう一度!近現代史
第106回 「昭和20年(1945)ニュルンベルク裁判」
昭和20年11月、ナチスドイツの戦争犯罪を裁くニュルンベルク国際軍事裁判が開廷。ヘルマン・ゲーリング、ルドルフ・ヘスらナチスの中枢にいた24人の戦争責任を問う裁判が始まる。裁判では、ナチスが約400万人のユダヤ人を虐殺した事実が初めて明らかにされ、世界中に衝撃を与えた。一方、日本でも、指導者たちの戦争責任を問うため、12月2日に廣田弘毅元首相、平沼騏一郎元首相ら59人、6日に近衛文麿元首相、木戸幸一元内相ら9人がGHQからA級戦犯に指名され、出頭を命じられる。昭和天皇に近い近衛や木戸、皇族の梨本宮守正王が戦犯指名された背景には、天皇の戦争責任に対するマッカーサーの思惑があった。そのGHQは、民主化政策として、農地改革指令、国家神道を廃止する神道指令を相次いで発令する。そして12月16日、戦犯として出頭命令が出ていた近衛文麿が自殺。遺書には戦犯指名されたことへの無念さが綴られていた。

11/20 ニュルンベルク裁判
 ナチスドイツの戦争犯罪を裁く中で、ユダヤ人600万人が虐殺されたことが初めて明らかにされた(ナチスドイツ側が記録映像に残していたことも明らかになった)。

 ドイツは英仏米ソの4ヵ国が分割占領していた。首都ベルリンはソ連占領地域にあったが、4ヵ国で分割占領されていた(これが米ソ冷戦の中で東西ベルリンに分かれていく)。
 国際軍事裁判所憲章で、A: 平和に対する罪、B: 戦争犯罪、C: 人道に対する罪と3つのカテゴリー分けがなされた。東京裁判でもこのカテゴリーは引き継がれ、A級戦犯、B級戦犯、C級戦犯と呼ばれているが、これは罪の重さではなく、罪状によってカテゴリー化されているもの。
 "事後法”問題……遡って遡及する、法の精神に反する問題がある。
 国際軍事裁判所憲章は昭和21年12月に国際連合が全会一致で承認している。

 ヒトラー・ゲッベルス・ヒムラーがすでに自殺しており、残ったゲーリング元帥・ヘス党副総裁・リッペントロップ外相・フリック内相らが裁かれた。1946年には10人に死刑判決、3万4000人以上が戦犯として判決を受けた。

 日本では、陸軍省・海軍省が廃止された。
 また、農地改革が進められ、小作人を自作農に転換する支援がなされた。
 国家神道を廃止、靖国神社を国家から切り離す指示が出された。




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