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タレントマネジメントスペシャリスト"まりあっち"のブログ。
 午後、渋谷で約束があったので、六本木まで行って、六本木ヒルズの竹やぶに入ってみた。

竹やぶ 六本木ヒルズ店
livedoor東京グルメ 竹やぶ 六本木ヒルズ店
ホットペッパー.jp 六本木 竹やぶ
食べログ 六本木 竹やぶ

 店内の雰囲気は何というか、ゴブラン織りだったか西洋刺繍の入った座椅子がマッチするレトロモダンな和風。相当凝っているんだろうが、テーブルひとつひとつが小さく、テーブルとテーブルの間が狭く、また私が案内された2人掛けのテーブル席は背中側がぎゅうぎゅうにきつかった……これも六本木ヒルズクオリティなんだろうか(汗)。

 そして、冷酒一合が一番安くて1,365円。普通のせいろが1,260円、天せいろが2,625円……うーん、値段も六本木ヒルズクオリティ(汗)。

 でも、2,625円の天せいろがどれほど美味しいものか、挑戦してみることにした。フレンチやイタリアンの店ならコースで万札が吹っ飛ぶから、蕎麦道楽はそれに比較しても安上がり。週末の贅沢と思って……。



 天せいろ登場。「玉笑」と似ている……そりゃそうだ、ここのご店主がかつて恵比寿で「竹やぶ」をやっておられ、六本木に移転するに当たって弟子に任せたのが「玉笑」なのだから。

 天ぷらは才巻海老のかき揚げ。「玉笑」はほとんど衣を使わない揚げ方だったが、こちらは衣が少し厚めでもっちり、花を咲かせる代わりに細かい揚げ玉を中央に散らしている。おいしいことはおいしいのだけど、違和感が自分の中にある。

 蕎麦をたぐる。美味しいことは美味しいのだが……うーん、どうもその違和感が広がる一方。

 自分の体調や気分の問題かも知れないが、2,625円の価値があるかどうかという点で、楽しくいただけない(泣)。玉笑も天せいろは同じ値段だったなぁ(嘆息)。高価な才巻海老を惜しげもなく使っているから高いのだろうけど、自分にとって天せいろとはどう考えても2,000円台の後半で食べるメニューではない……せいぜい1,800円ぐらいまでで、普段のランチでは予算外なんだけど、2ヶ月か3ヶ月に一回ぐらい張り込んだランチに食べてみようかというメニューの値段であって欲しいのだ。

 蕎麦は美味しい……けど、昨日しながわ翁で良心的な値段で2枚いただいた(合計で1,460円)のに比べると、コストパフォーマンスが、なぁ(嘆息)。蕎麦の質を極めたらそういう高い蕎麦もあるのだろうが、もともと庶民の食べ物でファストフードじゃんか……ぶちぶち。

 くすん、どうも気分と体調が、このお店のそれなりに金を遣ってますという方針と合わないらしい。美味しいのだけど、幸せになれない……(涙)。

 蕎麦つゆは辛口系だけど塩辛すぎず。蕎麦湯は、自分の好みからするとやや薄目……これも自分とは相性が今いちで、珍しく蕎麦湯を残しました。

 ご馳走様でした。多分、また行くことはないと思います。

 ただ、家で蕎麦を食べる時は「竹やぶ そのままのそばつゆ ストレート」、市販品の蕎麦つゆではちょっと高いのですが、やはり美味しいと思います。

 個人的な好みの評価ですが、3点満点で2点です。
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